【ぼくらの国会・第743回】ニュースの尻尾「岸田総理は全選挙で負け」
「ニュースの尻尾」702回目は、令和6年4月28日の衆議院補選をはじめ選挙で負けが続く岸田政権の今後についてお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員)
三浦麻未(青山繁晴事務所 公設政策秘書)
※収録は5月29日です。
連戦全敗の自民党です。
厳密にいえば候補者を出していない選挙もあったのでちょっと違いますが。
とはいえ候補者を出せなかったのですから不戦敗とも言えますね。
だからやっぱり全戦全敗でしょうか。
それは「6+1敗」の7戦全敗と青山さん。
もう蓮舫さんが勝つと決まっているような言い方ですが、多分そうなのでしょう。
そんな状態でも解散総選挙をしたいと言っているらしい岸田さん。
どうも岸田さんは選挙勘がないです。
こんな状態で総選挙で勝てると思っているのでしょうか。
それとも「当たって砕けろ、みんなで地獄だ~」って思っているの? まさかね。
でも岸田さんには「総裁選で負けられない」そんな気構えが感じられませんし、
かと言って粘り強いと言うのでもないし、寧ろ鈍感というか、他人事みたいな。
読みが甘いと言うか。。。
というか意外とプライドが高く、ここで引いたら世論に敗けた事になる、そんな無様な事は出来ない。。。
そんな事を思っているような気もします。
そもそも何としても勝ちたいと思うなら、パーティ券を巡る不記載問題に早く収拾を付ける方策を考えた筈。
でもそれが感じられないのですよね。
往生際が悪いと言うか、政治資金規正法改正案も有権者の納得を得るには程遠い。
やっと今日になって公明党案に歩み寄ったようですが、まだまだです。
だいたい外国人からの献金を禁止しているのにパーティー券購入は許されるっておかしいです。
安倍派潰しに熱心だったけど、自分のところの外国人パーティー券購入が問題だと思っていない岸田さん。
とにかく補選や知事選での負けた理由は一言で言えば「裏金問題」
そう、自民党を支持できない大きな要因は「裏金問題」なのです。
もっと迅速に動き、裏金問題対策を党内で議論し自民党に厳しい対策を取るべきだったのです。
それをグズグズ先延ばししているから、いつまで経っても「自民党=裏金」と言い続けられるのです。
そして補選や知事選で負け続けているのです。
それが解からないのかなあ。。。
そもそも全ての始まりは旧統一教会関連の説明不足であり、
LGBT理解増進法をゴリ押し成立させた事が決定的でした。
総理総裁なら常に選挙で勝つ事も考えるべきで、それが有権者の支持を得られる政策に繋がります。
にも拘らず、それをしない岸田さん。
というか常に自分ファーストであり、有権者を見ていないような岸田さん。
もしかしたら岸田さんの側近はイエスマンだらけ?と思ったりして。。。
次の大きな選挙は何と言っても都知事選。
小池さんは出馬表明していませんが、どうされるのでしょう。
出ないとなれば、このままだと蓮舫都知事が誕生し、その勢いに乗って政権交代が起こるかも。
立憲民主党単独では無理でも野党左翼連立だと勝てない事もない、そう思います。
吉と出るか凶と出るか、全ては都民の判断に委ねられますがどうなるでしょう。
恐ろしい未来が待っているかと思うと、夜も寝られません、、、というのは嘘ですが。
いずれにしても、こんな筈じゃなかったと後悔しないでもらいたいです。
勿論、東京都の有権者の皆さんの判断です。
部外者がとやかく言っても始まりません。
但し、都知事選の勢いが国政に繋がる可能性があるのですから、都民の皆さんにはくれぐれも慎重にお願いします。
こんな状態の政界ですから、今解散総選挙をすればどうなるか。
当然自民党はボロ負けで、まさかの政権交代?
恐ろしい。12年前の政権交代時の民主党よりも立民は劣化していると感じますが、
ここで政権交代となれば、もうお先真っ暗、そう思います。
ところで青山さんは政治家になるつもりは全くなかったと仰っていました。
ではその気持ちはなぜ変わったのか。。
安倍総理から直々に電話がかかってきて、
自民党を変えて欲しい、外務省を変えて欲しい、と言われたと。
何年も前の事ですから記憶違いもあるかもですが。。。。
瓢箪から駒ではないですが、いわゆる裏金問題で殆どの派閥が解散しています。
派閥を解散してグループを作る姑息な事をしている議員がいるようですが。。。
それでも一応派閥解消しているので派閥のしがらみというか、派閥の縛りがないので
自民党議員は青山さんを応援しやすいと思うのです。
純粋な気持ちで、青山さんの考え方に賛同する議員も多いと思います。
何しろ「日本の尊厳と国益を護る会」を設立し代表者の青山さんですから。
更には少人数ながらも「政治(まつりごと)変革会議」という勉強会も立ち上げているので、
青山さんの政治観、国家観、歴史観に賛同する自民党議員は多いと思います。
ここ最近、青山さんの動画をいくつか観て青山さんの総裁選を応援したいです。
以前はそれほどでもなかったですが、最近の岸田総理の世論から乖離した判断を見るにつけ、
安倍元総理の遺志というか、自民党を内から変えて欲しいとの願いを叶える為にも
青山さんの総裁選出馬を応援したいです。 自民党党員ではないので気持ちだけですが。。。
”内側から変えて行く”はゆっくりですが
一つの方法で、外から変えて欲しいのが
”日本保守党”に期待です。
青山さんがよく言う 一致点を見つけてですよね。
かつては自民党内では「〇〇降ろし」と、倒閣運動がありましたが、こんなに支持率も下がっても「岸田降ろし」の声が挙がりませんね。
そんな中、青山さんは早くから総裁出馬を公言していますが、岸田降ろしに繋がらないのが残念です。
日本保守党ですか。
言っている事は真面だと思いますが、勢力拡大はまだまだではないでしょうか。