この裁判で大分地裁は、検察側が主張していた危険運転致死罪の行為のうち「制御困難な高速度」について認め、当時19歳の男に懲役8年を言い渡しました。

判決の量刑を不服として遺族側はきのう、大分地検に控訴を求める意見書を提出しました。意見書では「この程度の刑罰に過ぎないという認識を社会に広めることになる」と訴えています。

遺族側の弁護士
「今回の速度や事故結果からすれば、かなり重い部類ではないかと思っているので、その点に対する量刑の疑問がある。それが一番大きい」

車のライン素材

 一人の命が奪われても懲役8年とは。

この裁判官の感覚がおかしいです。

遺族が不服を申し立てるのは当然です。

多くの人は同じ考えです。 

194キロも出る車があるのかと思ったら最高速度250キロの外車 で

スポーツカーだから制御できると思ったと当時19歳の男の弁明です。

19歳でそんな車を買えるのかと思いますが、親が買い与えたのかもわかりません。

 

こんな事故もありました。

●中国籍の18歳の男を過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕

●その後、危険運転致死に切り替え送検

 

車の運転での事故では過失運転致死傷罪 - Wikipediaがあり、

7年以下の懲役若しくは禁固又は100万円以下の罰金(無免許運転による加重の場合10年以下の懲役)

 

更に危険だと認識できる場合は 危険運転致死傷罪 - Wikipediaが適用され

致傷に対して15年以下の懲役、致死に対して1年以上の有期懲役(最高15年、併合加重の場合は最高20年)

 

命が奪われてもこの程度の罰則です。

自分の親兄弟でもこの様な罪状で納得できますか?

明らかに危険だと分かる運転でも最高20年。

大分の事件では明らかに運転手に過失があるのに8年ですよ。

8年。。。おかしくないですか。

遺族の方がこの量刑に不服なのは当然です。

あと民事でも被告を訴えそれ相応の賠償を求めてもらいたいです。

 

そもそも190キロも出せる車を製造するのが悪いのです。

大分の事故は外車だったようですが、日本車でも最高速度は180kmだそうです。

せいぜい130kmでよくないですか。

 

ところが高速道路の登り勾配で法定速度の100km/hまで速度を出すには平地では189km/hだとか。

他には積み荷の重さも関係してくるようです。

車はなぜ180kmメーター? 制限以上の速度が出せる!? 世界と違う日本の事情 | くるまのニュース

とはいえ、技術で平地でも坂道でも、そして積み荷や乗車人数や体重が違っても

最高速度が130km/hぐらいに抑えられる車の製造が出来ないのかと思います。

すみません。

この方面は特に無知なもんで、的外れかもわかりませんがご容赦をお願いします。

 

いずれにしても法改正して量刑の見直しをすべきです。

いくら何でもこれでは遺族は浮かばれません。

勿論、家族を残して亡くなった男性の無念を思うといたたまれません。