横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから11月15日で45年となった。拉致問題を担当する松野博一官房長官は15日の会見で、「痛恨の極みだ。解決には一刻の猶予もない」とした上で、「全力で果断に行動する」と述べ、帰国実現に向けた決意を強調した。

会見で松野長官は、「横田めぐみさんをはじめ、いまだに多くの被害者が北朝鮮に取り残されていることは、痛恨の極みであり、誠に申し訳なく思っている」と述べた。

そして、「(拉致被害者の)家族も高齢となる中で、拉致問題は時間的制約のある人道問題だ。解決には一刻の猶予もない」と強調した。

さらに、「拉致問題は、岸田内閣の最重要課題だ」とした上で、「岸田首相自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意を表明している。すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するべく、米国をはじめ各国と連携し、全力で果断に行動していく」と表明した。

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今日は横田めぐみさんが13歳で拉致されてから45年です。

日本で家族と過ごした13年と、独裁国家での生活を強いられた45年。

この差を政治家は深刻に考えてもらいたいです。

 

松野官房長官の「痛恨の極み」「一刻の猶予もない」との発言。

心の底からそう思っているのか疑問です。

言葉だけでなく行動で示してもらいたいです。

 

岸田首相は拉致問題は「最重要課題」と言い、「条件を付けずに」金正恩と向き合いたい、と。

では金正恩と向き合い、どう話をし、どう救出の道筋を付けようと思っているのでしょう。

ただの出まかせでの発言ではないのかと思ってしまいますが、具体的な策はあるのでしょうか。

勿論、公にしては手の内を見せる事になりますから、言えないでしょうが、それでも疑いたくなります。

 

圧力と対話とよく言いますが、圧力があってこその対話です。

圧力がなければ金正恩は対話の場に出て来ないでしょう。

では日本が示す圧力はもうないのでしょうか。

松原仁氏は再三、朝鮮総連についてTweetしています。

 

 

 

官僚はいつもの「個別具体的な事」「回答を差し控える」との常套句で逃げています。

 

松原仁氏は立憲民主党ながら、こと拉致問題については熱心に取り組んでいます。

そもそも官房長官という要職でありながら、拉致問題担当を兼任している松野氏。

これでは国内外に拉致問題を軽視していると思われてしまいます。

 北朝鮮に圧力をかける為に、朝鮮総連への破産宣告を。

そして国内外に拉致問題解決を最重要課題だと示す為にも拉致担当省設置と専任大臣の任命をすべきです。

特に松原仁氏のように、ずっと熱心に取り組んでいる議員も加え、超党派で取り組んでもらいたいです。