【ニューヨーク=村山誠】米英仏や日本など43か国は24日、北朝鮮が今年1〜5月、国連の制裁による年間の上限を超えて石油精製品を密輸入したとの文書を国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に提出した。

 北朝鮮は、2017年の安保理の制裁決議で、石油精製品の輸入量を年50万バレルまでに制限されている。

 しかし、文書では、北朝鮮は今年1〜5月に確認されただけで56回、海上で物資を移し替える「瀬取り」を行い、推定で計160万バレル超の石油精製品を密輸入したという。

 43か国は文書で制裁委に対し、北朝鮮の制裁違反の内容について報道発表を行うとともに、北朝鮮への石油精製品の販売や供給の即時停止を国連加盟国に通告するよう要請した。

 米国などは2018年と19年にも同様の要請を行ったが、ロシアと中国が反対したことで実現しなかった。

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北朝鮮が石油精製品を密輸入しているのが分かりました。

今更ですが。

 

北朝鮮の核実験とミサイル発射への制裁の一環で

北朝鮮への石油精製品供給は年間50万バレルまでと規制しています。

毎日新聞によれば今年、合法的に供給したのは中国とロシアのみで、供給量は10万バレル超。

それに対して瀬取りでは160万バレル。

如何に密輸量が多いのが分かります。

https://mainichi.jp/articles/20200725/k00/00m/030/030000c

 

石油精製品の供給停止と、瀬取り強化をして核廃棄に繋げなければなりません。

ところが、いつも難癖をつけるのが中国とロシアです。 

この二国が瀬取りで不当に北朝鮮を助けている疑いが強いです。

また韓国も怪しいです。

 

恐らく日米英仏はその証拠を持っているでしょう。

韓国が関わっている可能性もあります。

一昨年末の韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射事件もありました。

未だに詳細が明らかでなく、有耶無耶にされたままです。

過去には韓国籍タンカーが摘発されています。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43285990T00C19A4FF8000/

 

また韓国への半導体材料輸出厳格化に踏み切ったのも横流し疑惑でした。

 

今回の安保理への要請で北朝鮮への包囲網を狭め、

核放棄を迫ると共に拉致被害者を取り戻す切っ掛けになればと期待します。