岸田首相は「安倍氏への批判」強く否定せよ 「旧統一教会と政治」最大の問題は外国系団体の関与 評論家・八幡和郎氏が緊急寄稿(夕刊フジ) - goo ニュース
2022/09/12 06:30
自民党は8日、所属国会議員と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係をめぐる調査結果を公表し、決別する姿勢を示した。一部野党は「強制力を伴う調査ではなく、信憑(しんぴょう)性はないと思っている」(立憲民主党の安住淳国対委員長)と反発しているが、どう見るべきか。評論家の八幡和郎氏が寄稿した。
自民党の茂木敏充幹事長が示した調査結果では、旧統一教会と何らかの関わりがあったのは、所属議員379人中179人だった。自己申告なので多少の漏れはあるだろうが、茂木氏は疑わしい者には厳しく詰問したようで、大きく実態と違う数字ではないとみられる。
旧統一教会は、麻生太郎内閣時に刑事事件で摘発されたのち、民主党政権時代も含めてマスコミも大きな社会問題と取り上げなかった。党規違反でもないので処分は難しく、「今後は関係を絶つ」ということでケジメを付けた。名前を公表された議員のうち、度を過ぎた支援を受けていた議員は自分で選挙民に説明すべきだ。
私は、「旧統一教会と政治」の最大の問題は、外国系の団体が国会議員の事務所に秘書を送り込むなど「日本の政治に不明朗なかたちで関与する」とか、「日本で不適切に集めた資金を、日本の国益に反する目的で世界にバラまいていた」ことだと思う。
これを機に、不審な政治介入を排除する体制を構築すべきだ。宗教に限らず、中国や北朝鮮、韓国の工作にこそ、厳しい監視が必要だ。
岸田文雄首相は8日の閉会中審査で、安倍晋三元首相と旧統一教会との関係について、「本人が亡くなられたこの時点で、実態を十分に把握することには限界がある」と語っていたが、「国葬(国葬儀)」をする以上、関係は抑制的で、一部の批判は当たらないと説明すべきだ。
旧統一教会が、合同結婚式や霊感商法などで強い批判を浴びたのは1990年代前半であり、その時なら規制に乗り出せた。当時、安倍氏の父、晋太郎元外相は死去(91年5月)しており、安倍氏は立候補準備中だから無関係である。
旧統一教会は「反北朝鮮」で出発しながら、教祖の文鮮明氏が91年に訪朝してから「南北統一」に転換した。日本の信者は保守系が主体というねじれ状態だ。安倍政権は「悪徳商法への規制強化」もしており、他の与野党の政治家より批判されるいわれなどない。
そのことは、岸田首相が矢面に立っても保証すべきだ。それを怠れば、世論の「国葬」への批判は収まらない一方、保守層が岸田政権から離れることも不可避だ。岸田首相は、ここで逃げるべきではない。
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岸田さんは何か勘違いしているような気がします。
批判されたら素直に、取りあえず謝るのが最良だと。
この「取りあえず」が曲者です。
結果どうなるのか、自民党に打撃とならないのか、自民党の信用を落とさないのか。
更には自民党離れが進まないのか。。。。
これらの事を想定していたら、魔女狩りの様な自民党議員への調査をしなかった筈です。
これではワイドショーの主張が正しいと証明するようなものですし、
国政選挙は当分ないとはいえ、地方選挙への影響があるでしょう。
現に、昨日の沖縄県知事選では与党推薦の佐喜真氏が落選しました。
勿論、佐喜真氏落選は統一教会問題だけではないでしょうが。
沖縄県知事選が日本にとっても重要な選挙だとの認識がないのか岸田さんは積極的に応援していません。
対して玉城デニー氏には立憲民主党の泉健太氏、共産党の志位和夫氏、社民党の福島瑞穂氏らが沖縄入りして応援していました。
この差は何ですか。
首相となれば様々な公務があり、時間がないかもわかりませんが、それでも沖縄を重要視していたら岸田さんの指示でどなたかが沖縄入りし応援演説をしたでしょう。
その辺が岸田さんに熱意がないと感じるのです。
岸田さんは自民党の党首、すなわち総裁でもあります。
ですから党としてどうするのか決めるのも岸田さんです。
であるならば、自分の党の議員を追及する前に、このような事態になった経緯を説明すべきでした。
自民党議員は言い訳なのか、正直な感想なのか、
●旧統一教会だと知らなかった。
●報道もないので霊感商法の被害はもうないと思っていた。
統一教会に関わった自民党議員の発言は信じたいです。
というか、身近に旧統一教会の霊感商法に騙されたり、特別研究している人以外は統一教会の事件を忘れ、
もう済んだ事と思っている人は殆どだと思います。
元信者で金沢大の教授が知らない筈がないと言い切っていましたが、専門に研究している人はそうでしょうが、
国会議員は宗教の事ばかりを考えているわけありません。
多岐に渡り、多方面の事を考えているのですから、知らない筈はないとの発言はどうかと思います。
岸田さんの話に戻りますが、
自民党議員を疑う前に、党首としてもっと丁寧な説明をするべきでした。
まずは被害が多発していた為、2018年に法整備をした事。
それが消費者契約法改正であり、この法律後の被害額は大きく減った事。
それでも被害で苦しんでいる人がいるなら、更に法整備をして対処したい。との発言をしてもらいたかったです。
ワイドショーの影響で世論が誘導され、洗脳されつつある現実には頭を抱えてしまいます。
岸田さんはテレビを信じ、自民党議員を信じず、更には安倍政権で成立した法律も無視するような姿勢ですが、
これで自分の株が上がると思っていたら大違いです。
寧ろ、この問題で自民党支持者は裏切られた気持ちになり、自民党離れが加速するでしょう。
ですから魔女狩りの様な事をせず、法律で対処してきた事を強調して自民党支持者の信頼を取り戻すべきです。
以前から岸田さんはあっちにフラフラ、こっちにフラフラしていると思っていましたが、
やっぱり。。。との思いが強くなりました。
自民党の党首として、そして国のトップとしての自覚が足りません。
ワイドショーでの専門家やらの意見に流され過ぎます。
そうではなく、国会議員なら法律でどう被害を食い止めたか、
そしてそれでも被害があるのなら、今後どうすればよいのかを発信すべきです。
またどうしても旧統一教会との繋がりを調べるというのなら、
自民党の党首=自民党総裁であるとともに、国会議員のトップですから、
公平さを期する為にも国会議員全員の調査をすべきです。
それでこそ総理大臣としての役目を果たしたと言えるでしょう。
※ワイドショーレベルの些末な関りまで関係あるというなら、かなり大物の議員の名前が上がりそうですから、それはそれで面白いことになりそうですが。。。。