強制捜査でも二階派2閣僚は交代せず 岸田首相が明言「引き続き職責を」安倍派閣僚は全員更迭(日刊スポーツ) - goo ニュース
岸田文雄首相は19日、政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、東京地検特捜部が自民党安倍派(清和政策研究会)と二階派(志帥会)の事務所の強制捜査に踏み切ったことについて「捜査機関の活動内容について内閣総理大臣としてお答えすることは控えなければいけない」とした上で「党としても強い危機感をもって国民の信頼回復に努めないとならない」と述べた。
首相官邸で報道陣の問いかけに答えた。
一方、裏金疑惑が指摘される安倍派については14日、松野博一官房長官や西村康稔経産相ら閣僚4人、副大臣5人、政務官1人の計10人を交代させ、事実上更迭した。今回、安倍派同様に強制捜査の対象となった二階派の閣僚は、交代させないのかと指摘されると、首相は「どこの政策集団かどうかではなく、1人1人の事情や意向を勘案し、国民の疑念を受けないという点も踏まえながら14日の人事を行った。(二階派の)閣僚については、引き続き職責を果たしてもらいたい」と述べ、二階派の小泉龍司法相、自見英子・万博担当相の2人については続投させる方針を示した。
法相が、強制捜査対象になった二階派の議員でいいのかと突っ込まれた首相は「人事についてはお答えしたとおり。捜査が厳正に行われなければならないのは当然のことだ」とかわしたが、安倍派と二階派の閣僚への対応に、差が生まれた形となっている。
政治資金パーティを巡る裏金疑惑。
最初にターゲットになった清和政策研究会(安倍派)の閣僚4人、副大臣5人、政務官1人の計10人はすぐに交代させた岸田さん。
素早かったですね。
いつもの検討もせず、早かったです。
とにかく安倍派を切れば、安泰と思ったような素早さでした。
それに対して二階派の小泉龍司法相と自見万博担当相は続投とした岸田さん。
こちらも即断でした。
旧統一教会問題でも検討もせず、自党の議員全員に関係の有無を調べさせた岸田さんでした。
どうも自党の議員を信じていないのか、それとも安倍さんの名前を消し去りたいのかと勘繰りたくなる岸田さんの判断です。
安倍派は駄目で、二階派は良し。
どうも納得できません。
しかし岸田さんは総理総裁の立場です。
それだけ重い立場ですから、私情で判断しないでしょう。そう信じたいです。
先に更迭した安倍派10議員は政治資金収支報告書に記載せず、
二階派の2議員は収支報告書に記載していた。。。。
自己申告なのか、確たる証拠があるのか知らないですが、それなりの理由があっての続投の筈です。
そうでなければおかしいです。
今後問い詰められた時に皆が納得できる理由がなければおかしいです。
更には岸田派の議員や自分自身が収支報告書に記載していない裏金があればどうするつもりなのか。。。
当然、裏金疑惑になる事はしていないと断言出来るからでしょう。
そうでないとおかしいです。
誰から質問されても安倍派と二階派との処遇の違いを説明できなければおかしいですし、
そうでなければ、自分で自分の首を絞める事になります。
いくら何でも岸田さんはそこまでバカではないと思います。
今後、納得できる説明をすると信じたいです。