かるろす工房

趣味の「作り物」関係を中心に(?)いろいろ書いてます。昔から運動が苦手でしたが、何故かマラソンにはまり走ってます。

アートは物語だ!

2015-12-20 13:09:26 | 作り物
昨日はラン友さんとランチのあと夕方から忘年会の2連チャン。

その間に「熊本アートパレード」に行ってきました。

一昨日は時間が無くてあまり見られなかったので。

熊本市現代美術館に着いたら、審査員の八谷和彦氏による講演があってました。

私も後ろの方から聴講させてもらいました。

講演は既に後半部分に入っていて、スライドを使い、良い作品を制作するためのアドバイスを話されてました。

作品には3つの要素が必要だそうです。

1.モチーフ
2.技法
3.コンテキスト

このうち、モチーフ(題材)と技法は目に見えるから分かりやすいけど

コンテキストを表現するのが難しいそうです。

コンテキストとは「文脈」とか「背景」と言った意味らしいですが、

芸大の学生さんにも教えるのが難しいらしい。

自分の作品を15秒で語る事が出来るぐらいにならないといけないらしいです。

そこがしっかりしてないとただ上手いだけの作品なってしまうそうです。

なかなか難しいです。

私は自分なりに作品にはバックボーン、物語が必要なのだと理解しました。

審査する方も単品でコンテキストを理解するのは難しいのだとか。

コンペ等で入賞するためには上の3つが良いか、もしくはどれか一つが飛びぬけていることが必要だそうです。

講演ではスライドに私の「からっしー」も出てきて

「この作品は最初、選ぶ気持ちは無かった。」

「こういった市民美術展では上手い作品ばっかり選ぶよりも、こんな作品でも良いんだと
 思えるようなものも入れておかないと応募する人が増えないので入れました。」

とか、ここでも散々な言われようw

ま、納得ですけどwww


しかし、「からっしー」はコンテキストが飛びぬけていたことで選ばれたようです。

私が作品コメントに書いた「これでフルマラソンを2回完走した。」と言うのを読んで心を動かされたとかwww

コレが無かったら選ばれてない訳で、私の作戦勝ち?w


上手いだけがアートでは無い、速いだけがマラソンでは無いってことかな。


次回の熊本アートパレードは平成29年1月に開催予定だそうです。

熊本にお住まい、あるいはお勤めの皆さん応募してみませんか?


あ、「からっしー」が受け付けられなかった場合に備え持って行った、もう一つの私の作品がコレです。



いちごマンをモチーフに、覚えたてのパターンアートの技法で書きました。



いちごの中にベルトを描きロードをイメージ、縁取りに「KNM」(熊本のんびりマラニック)を入れ

「いちご」、「からっしー」、「おにぎり」をベルトの中にパターンアートで描き走ってるところを表現。

白のツブは私の作品の主材料のひとつフェルトを貼り、マラソン大会のエイドをイメージしました。

緑の葉の部分は特に意味ありませんw



署名も思いつきでw



こうしてみるとこの作品にも物語があるんじゃ?

これも出品すれば良かった





コメント (4)
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