既に何回か登場しているミーニョ地方のワイナリーであるカーザ・ド・ヴァーレの赤ワインです。ミーニョ地方、ヴィーニョ・ヴェルデ地方のワインは白ワインが多いのですが、珍しくこのワインは赤。この地方のワインでカタログに掲載されている赤ワインは一本だけでした。店の方に聞くと、20種類以上のブドウを畑で混植した特別のワインだそうです。フィールド・ブレンドとありますので、いろんな畑から摘み取ったブドウを醸造所で混ぜ合わせるのでなく、畑ですでにブレンドされている?その風味は畑で摘み取り混ざった時点で決まるわけですから、まさに一発勝負。素人には理解しずらい作り方のようですが、実際飲んでみると、果実味と酸味のバランスがよく、さっぱりとした味わいで◎の美味しいワインでした。
今年の1月26日の最初の一本から思い付きではじめた「ポルトガルワインを試す」シリーズですが、6カ月が経ち25本のワイン(内3本はポートワイン)を飲みました。今では食事時にグラス一杯のワインを飲むのが習慣になりつつあります。ワイン店メルカドのカタログに掲載されているワインは72銘柄(内スパークリング、ポートワイン等が17銘柄)なのでまだ道半ば。ひそかな愉しみはまだ続けられそうです。