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人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

青森県秘境の旅 --白神山地を訪ねる--

2023-07-15 15:57:43 | 旅行

今回の青森旅行のメインは白神山地に行くことでした。前日までのはっきりしない天気もこの日は晴れ。まさに白神の女神が「ようこそ」と歓迎してくれていました。山にはガイドさんの案内で90分程入りました。ここまで来た時間に比べると短いような気がしましたが致し方ないです。来れただけでも儲けもので、晴天のもと歩けるなんて超ラッキーでした。

この白神山地は、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる130,000haに及ぶ広大な山岳地帯の総称です。このうち原生的なブナ林で占められている区域16,971haが1993年12月に世界遺産として登録されました。 青森県側の面積は、その約4分の3を占め、12,627haとなっています。(青森県のホームページより)今年の暮れで登録から30周年になるわけで、そんな記念の年に来れたのも幸運でした。

これだけ広大な土地ですが、今回歩いたのはほんのわずか。それでもガイドの方の説明が上手で楽しく廻れました。ブナの木は葉に降った雨を自分の幹を伝わせ、根元に落し、水分を吸収すること。1本のブナの木が根元にためる水の量は8トンにもなること。山全体が巨大なダムになっており、いたるところから浸みでた水が流れを大きくし、川となって津軽平野を潤していること。スギの木は人工的に植えられたもので、スギの木がある場所は世界遺産から除外されていること。青森県側の世界遺産地域の面積が多いのは、政策的にスギの木の植林が限定的だったかもしれません。ブナの木の樹齢は幹の節の数で測るらしく、足元の5㎝くらいの子どの木で節は4個、まだ4歳くらいだと言うことでした。説明を聞いていて白神山地の自然への敬意や愛情がたっぷりで、なにか羨ましくなりました。

 

 

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黒石こみせ道 --鳴海家住宅--

2023-07-15 12:45:21 | 旅行

造り酒屋「菊乃井」のある建物は、鳴海家住宅と言われています。案内によれば、株式会社鳴海醸造店の所有で、屋号は創業以来「稲村屋」。この建物は文化三年(1806)の創業以来の建物なので200年以上たっています。

まあ建物の古さより私の関心は鳴海家という名字です。鳴海という名字があることは知っていましたが、私が生まれ育った町が鳴海町なので、大いに親しみを感じてしまうわけです。名古屋市にある鳴海とは関係あるわけないのですが、ついついお店の方に自己紹介してしまいます。故郷を離れて50年以上経ちますが、最近特に故郷が懐かしく感じられます。

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青森県秘境の旅 --黒石 こみせ道を訪ねる--

2023-07-15 12:16:07 | 旅行

弘前市の南隣に黒石市がありますが、そこににあるこみせ道を訪ねました。江戸時代から続く商家が立ち並ぶ風情ある街並みが見どころです。中でも酒蔵「菊乃井」がお薦めと言うことでした。米どころの津軽平野、白神山地から流れ出る豊な水、冬は寒く城下町ということで日本酒が欠かせない土地柄ということで醸造業が発展したと思います。

今回のツアーは秘境の旅ではありますが、旅行会社の企画力には感心します。お客を飽きさせない工夫がされていて結構楽しめました。写真は公衆浴場を改装した松の湯交流館ですが、絵になる景色と思い残しました。建物からのびる木の姿がいいですね。

 

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