今回の青森秘境の旅の締めは櫛引八幡宮です。神社の由緒を紹介します。
櫛引八幡宮は南部家初代光行公の草創と伝わる。文治五年(1189)の平泉合戦で戦功をたてた光行公は源頼朝から岩手から青森にかかる広大な土地を拝領し、建久二年(1191)に入部。後に家士を遣わして甲斐南部郷の八幡宮ご神体を奉じせしめ、霊地を卜して櫛引村に宮社を造営し武運長久を祈ったという。
後で知ったのですが、八戸駅に立派な鎧兜が飾ってありました。どうも櫛引八幡宮に奉納されているものらしい。さっき行ってきたばかりの櫛引八幡宮の国宝館にあるようです。この国宝は赤糸威鎧(あかいとおどしよろ)と言って春日大社の赤糸威鎧とならんで、装飾金物の豪華な点において現存甲冑の双璧とされるものです。気付いた時は既に遅し、後ろ髪を引かれる思いで東北新幹線で帰途につきました。
まあ国宝の甲冑を見れなかったのは残念でしたが、無病息災祈願の瓢箪のお守りを求めることが出来たのは幸運でした。瓢箪コレクションがまた増えて有難く神棚に飾りました。