パリ旅行のついでに立ち寄ったロンドンで珍しい光景に巡り合いました。テムズ川に架かるタワーブリッジが開き、タワーブリッジの下を大型船が通過するところを見ることが出来ました。好奇心の塊のおじさんとしては最高のシャッターチャンス。この幸運に感謝し、大型客船が下るのを見届けました。
このタワーブリッジは跳開橋と言います。いわゆる跳ね橋ですね。1894年に完成。いまだに現役とは知りませんでした。日本にも隅田川に架かる勝鬨橋がありますが、とっくの昔に現役を引退しています。橋が開いている間は当然に人や車は通れませんが、誰も文句ひとつ言わず、この幸運(または不運?)を受け止め待っています。読んだ資料では、橋が開くタイミングは月に数回らしい。
タワーブリッジを維持・管理しているロンドン市、そして交通渋滞しても文句一つ言わないロンドン市民に感謝です。オリンピックのために日本橋の上に高速道路を通す日本とは大違い。景観を含めた文化財保存に対する意識が違います。良いものを見せてもらいました。
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