人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

東海道中膝車 --岡崎から知立ーー

2020-12-27 15:31:49 | 旅行

クリスマスの一日。朝、レンタカーを借りて岐阜県恵那市山岡町まで親の墓参り。最近オンライン墓参りもあるようですが、コロナ禍のやむを得ない方法かもしれませんけど、お墓にいる故人に理解できる筈もないと思い、片道2時間かけて出かけました。

昨日の続き、岡崎を出発したのは13時半過ぎ。本日の行程は知立までの12.2㎞です。写真は矢作川の矢作橋東側から岡崎市街を写したもの。街に架かる虹が印象的でした。

岡崎から知立までの過半は旧東海道を歩きます。とはいっても車道と分離された歩道は少なく、自動車もお構いなく通り過ぎますので、結構神経を使います。街道らしくなくても歩道が整備された国道1号線を歩く方が安心・安全ですね。ところで今日はリュックを知立駅に預けましたので、肩の荷が軽く快適に歩けました。知立のポイントである本陣近くに着いたのが16時。三里半十一町二十二間(12.2㎞)を二時間半で歩いたことになります。これまで一里1時間を目安に歩いてきましたので、肩の荷の軽さを身をもって実感した歩きでした。

後は知立から鳴海までの約12㎞を残すのみ。鳴海は生まれ育った町なのでいつでも行ける場所で、歩く時間も数時間。ということで今回の東海道歩きもほぼ成し遂げたと安堵し、名鉄知立駅から刈谷に行き、JR東海道線に乗換え、三河安城駅からこだま号に乗り、21時過ぎには鎌倉に帰りました。

振り返ってみますと、東海道全行程は百二十六里六町一間(約500㎞、七里の渡しを除く)。所要日数は日本橋から戸塚までが2日間。三条大橋から鳴海までが7日間。今回の戸塚から知立までが14日間。全行程を23日間かけたことになります。ざっと計算して、一日平均約22キロの歩行距離です。かかった費用は???。途中宿泊したのは西行程で亀山に一泊。東行程で浜松、豊橋、知立に一泊ずつ。あとは京都からと鎌倉からの日帰りです。使用したガイドブックは『ちゃんと歩ける 東海道五十三次 東・西編』(山と渓谷社:2014年12月5日初版第1刷発行)。発行から6年経過していますが、ほぼ間違いなく歩くことができました。

何よりも約500㎞を全て自分の足で歩いたことが素晴らしいですね。人間の一歩の力は凄い。すべてのものに感謝です。

 

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