釣りバカはただのバカ!

崖っぷち人生を送るT-REXの釣りブログ

ZPI ベイトフィネスリング BFC34D(TD-Z、スティーズ用)

2018年09月23日 07時56分28秒 | ロッド・リール
 まだベイトフィネスの釣りが一般的ではなく、それ用のタックルもほとんどなかった時代からT-REXもいろいろな可能性を模索していました。でも今とは違いベイトフィネスの釣りの心臓部と言える軽量スプールというのもほとんどなかったのがとても悩ましいところでした。特にダイワのリールはサードパーティーのメーカーにダイワのパーツを作ることを許可しなくなってしまったので、主にシマノのリールをチューンして使っていました。

 そんな中ZPI社がベイトフィネスリングという、TD-Zやスティーズ等の34mm径のリールにピクシーやプレッソ系の31mm径のスプールを使えるようにしたスペーサーを販売しました。要は34mm→31mmの軽く径の小さなスプールに交換することにより、立ち上がりも早くより軽いルアーが投げられるというわけです。当時もうサードパーティーのダイワ用軽量スプールの製造は禁止されていて入手が困難であったため、T-REXもすぐにそれに飛びつきました!

 で、実際にモノを目にして驚愕、こんなんで3000円以上もするのかよ!?というチープなプラスティックのリングに半ばあきれてしまいました(@_@;)が、気を取り直してスティーズに31mm径のスプールをインストールすると、確かにレスポンスも上がり軽めのルアーも投げやすくなりました。とはいっても今時の純正のリールにも劣る性能ですがね^^;


ええ~っ!?こんなただのプラスティックのリングが3000円オーバーだと!?ぼったくりにも程があります^_^;

 でも気に入らなかったのが小さい径のスプールに交換したことにより、ただでさえ巻き取りスピードの早くないスティーズがさらに巻き取りが遅くなってしまい手返しが悪くなってしまったことと、糸の巻き癖がつきやすくなってしまったことでした。そして徐々に軽いルアーが投げられる優れたリールが発売されてきたこともあり、結局またスティーズは34mm径のスプールに戻しレギュラーサイズのルアー用に落ち着きました。

 そのためベイトフィネスリングはずっと使用していなかったので売りに出すと、なんとすぐさま購入価格よりも高額な4300円で売れてしまいました(・。・;T-REXが購入した時が最終生産であり、とっくに廃盤となっていたのでマニアの心をくすぐったようです。でも今時こんなスタイルをとるよりも、普通に現行のリールを買った方がはるかに高性能なんですけどねぇ^^;
コメント
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