木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

名古屋考①

2008年05月15日 | 私的名古屋考
名鉄線で職場まで通っている。最近、面白いことに気が付いた。満員電車なのに、反対側の扉付近では悠々と新聞を読む人がいる。これはどういうことであろうか。この名鉄線は、途中のほとんどの駅で片側しか扉が開かない。開かないほうの扉付近に立っている人はかなり初期の段階から乗っている人であろう。その人たちを扉一列目とすると、二列目頭上に吊革がある。その吊革に掴まっている人は、どういうわけか、吊革を死守している。すると、後ろからどんどん乗客が押し寄せても、二列目の人が1列目のナイトよろしく後ろをブロックしているような格好になって、1列目の人は悠々なのである。片側しか開かないこの名鉄線に限った現象なのかもしれないが、なんともへんてこりんな現象である。2列目のナイトの中には、ターミナル駅で大量に人が降りる時にも、吊革を離さない人がいる。困った人たちである。