十三湖で名物の「しじみラーメン」を食べ、「道の駅 十三湖高原」へ。
この道の駅は、斜面を利用して長い滑り台がある。子供を楽しませているようで、実際に声を上げて喜んでいるのは大人だ(笑)
国道339号を津軽半島北端へ向かって走ると、どんどん高度を上げ周囲の山々を見下ろす位置にまで来ていた。
そこにあった展望台が眺瞰台(ちょうかんだい)。
今通ってきた道が視界に収まっている。
そして、ついに津軽半島の北端、龍飛崎。
「♪ ごらん あれが竜飛岬 北のはずれと・・・・・」の岬だ。
もちろん歌碑もあるし歌も流れている。
遠くに見えるのは これから向かう北海道だ。
そして、ここだけの名所が「日本で唯一の階段国道」。
青函トンネル記念館で道の駅スタンプを押し、国道280号を青森へ向かう。
厳しい自然に耐え続けた漁師小屋の並ぶ道は趣があり、素通りするのが勿体ないほどだ。
程なく青森港に到着。
30分後出港のフェリーへ乗船手続きをし、係員の指示に従って車列に並び待機。
ダッシュボードの上には行き先を示す「函館」の紙を置く。これでいよいよ本州とお別れだ。
その内にバスが数台到着。修学旅行なのか何かの試合に出たのか生徒達がどんどん乗船していく。そして次がトラック軍団の乗船。
そして最後が我々自家用車。
だから、やっと乗船できた頃には自家用車で乗船した我々には座る席が無い状態。
船内を右往左往してやっと確保した席がゲームコーナー横の椅子。
見ると横並びの廊下にある椅子に、やっと座れた人たちの疲れた顔。
できれば、座敷で4時間寝ていこうと思っていた目論見が崩れたガッカリ感が漂っている。
これから函館までの4時間がホント長かった。