北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

晴れ間の悲劇

2014-06-22 21:59:35 | 日記
久しぶりの晴れ間

北海道には梅雨は無いと言われているのに、最近はエゾ梅雨とか云う耳慣れない言葉まで登場して北海道にも連続して雨が降るようになった。
そんな中での晴れ間だから、つい調子にのって車を走らせたら目の前に飛び出した赤い旗を持った男
(そうだ、ここは取り締まり銀座だった) と思ったものの手遅れ。

跨線橋を下って加速がついた場所に40km制限区間があり、そこにレーダーを設置するので、アクセルを踏んでいなくてもニュートン力学に従ってスピードが上がり、ゴキブリホイホイの如く次々と餌食になる。

「確認をお願いします」と馬鹿丁寧にレーダーの機械まで案内されて数値を確認させられたが、大体にしてその数値が自分の車のものなのかどうかが判然としない。だって、測定された時は車の中だし、その時にスピードメーターを凝視していたわけではないから・・・・。
だから、「このスピードです」と言われたって信じられない。

それにレーダーでスピードが測定できる原理が理解できていない。
「野球のボールを測定するのと同じです」と言われるかも知れないが、その説明で納得できる人がいるのだろうか?

でも私は善良な市民。椅子に座らされても素直に「はい、はい」と繰り返し、決して逆らおうとはしない。
21kmオーバーで2点、15000円です。
「えっ15000円」
「はい、この日までに納めて下さい」とニコリともせずに説明が続く。
「無職の人間に15000円も払えとは・・・・可哀そうだと思うでしょう?」
「はっ?・・・・・」
「もしかしたら、払えなくて首吊る人がいるかも知れないね」
「・・・・・」
「そしたら、お巡りさんも寝覚めが悪いよね・・・・・5000円頂戴」
「えっ?」
「5000円欲しいなぁ」
「いえ、それは・・・・・」(苦笑)
「最近、脈が飛ぶんだよね。時々心臓の調子が・・・・」
「それは・・・大変ですね・・・」(苦笑)
「ストレスも原因だよね・・・・・家まで無事に帰れるかなぁ~~」
にこやかに話している二人の次に捕まって入ってきた女性

頭から湯気が出て、阿修羅の形相
思わず二度見し、あまりの恐ろしさで早々に退散。

5000円はもらえなかったが、少し警察官に同情してしまった。