知床半島の付け根にある斜里町を目指していた時に思い出したことがあった。
昨年テレビで凄い直線道路があると紹介されていたのだ。
斜里へ向かう途中だったのは間違いないので、車のスピードを緩めて案内標識を見落とさないように注意した。
峰浜で、その案内標識を見つけて左折。北海道では直線道路は見慣れているのだけれど、ここの直線道路は格別らしい。
その名も「天に続く道」
何処にあるのだろうとキョロキョロしながら走っている道も直線で、左右にも直線道路が交差している。
道は軽く海別岳山麓へと上がっているようだが、とにかく何も無い道だ。
見つけたのが「P」の標識。駐車場があるからには、ここがその場所なのだろう。
車を停めて振り返ったとたん、直線の道が目に飛び込んできた。
これは凄い。
あまり感激することのないルンバも車から飛び出してカメラを構えた。
看板には28.1キロの直線だと書いてある。
それが高い所から見下ろすので何処までも続いているように見えるのだ。
良く見ると一部が歪んているように見えるので、うるさく云う人は完全な直線ではないと云うかもしれないが、細かいことで文句を言ってはいけない。
この「天に続く道」を見て腹が空いているのを忘れる程感激したのだから。
斜里町の道の駅でも食堂が休みで、食事するのを諦めて帰ることにした。
昨年、試飲の焼酎をグビグビ飲んだマイフレさんを案内した清里町の焼酎醸造所を過ぎると、もうナビなしでも走れる自分の縄張りだ。
帰ったら何食おうかなぁ・・・・・。
奥さん、頑張ってくれるかなぁ・・・・・