北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

私だけの小さなオリンピック

2019-10-09 20:58:52 | 日記
今日は検査の日。
久しぶりに目覚まし時計をセットして早起きし、朝食を取らずに車の中。
風が異常に強くて嫌な予感。

「再発しているようなので、また手術しましょう」なんて云われたらオネエのように泣き崩れるかも知れない。

診察券を受付の機械に入れると出てくる番号札。これが刑務所の囚人と同じように私の名前代わりだ。

「8○○さん」と呼ばれて処置室へ入り注射の用意をする看護師さんをジッと見つめる。
私の視線を感じた看護師さんが怪訝な表情をしたので
「綺麗な人だなぁ・・・・・と思って つい見つめてしまいました」と半分本音。
看護師さんは照れて「サービスで2回刺しますね」なんて云うので思わず手を引っ込めた。



小便が泡立つことも無く無事に出すものを出して後は結果待ち。

番号を呼ばれても自分だと思わない人が何と多いことか。
(自分の番号ぐらい憶えておけよ) と心の中でイライラ。
こう云うのが診察の待ち時間を長くするのだ。

大半がヨタヨタしている立派な患者様だが、中にはウォーキングで鍛えているのだろうか、背筋を真っ直ぐにしてサッサッと歩くお爺ちゃんがいて思わず拍手したくなった。

診察室入口にある液晶パネルの端に私の番号が出た。後3人で私の診察と云う事だ。小さくピンポンと云う音がして私の順番が繰り上がる。

診察室の前の椅子に移動し心の準備運動。
心拍数が上がった。
「何を云われても耐えよう」と自分に言い聞かせる。全ては運命なのだ。

また小さな音がして、いよいよ次が私の診察。

On your mark.
Set.・・・・・GO。