義兄の葬儀に参列するため、札幌に住む息子が久しぶりに帰ってきた。
深夜に着くと云うので風呂のお湯を捨てずに待っていたら午前零時過ぎに玄関が開いた。
今年39歳になった息子は「おぅ、元気だぞ」とは云うのだが頬は削げ落ちたように痩せていて、もしかしたら5匹飼っているらしい猫に食べさせるために自分はきちんと食べていないのだろうか。
明日は通夜の前に腹いっぱいトンカツでも食べさせようと心に決めた。
オッサンになったとはいえ息子は息子。可愛いものは可愛い。
先ず、我が家の恒例となっているパパとの抱擁を済ませて入浴させた。
何処に寝かせるかで議論になったが、Wベッドに独りで寝ている私の横が空いているので、久しぶりにパパとネンネしようと云ってみたのだが拒否。
それじゃ、娘のベッドに寝かせ、娘が私とネンネすれば良いと提案したのだが
「バカじゃないの」と娘は拒絶。
「間違っても乳には触れないし脚も絡めないから・・・・・」と説得したのに娘の冷たい態度は変わらなかった。
「お母さんのベッドに寝せることにしてお母さんが久しぶりにパパと寝れば良い」と提案したのだが「私、今 腰が痛いから・・・・・」と拒否。
何かをするわけではないのだから「腰が痛い」のは どこで寝ても関係ないと思うのだけれど、さすがにこの理由には娘も疑問を感じたようで???の表情。
ともかく誰がネンネしても良いように、ベッドの端に寄って寝たのだけれど・・・・・結局朝まで誰も来なかった。