以前書いたが、ベッドのスプリングが折れたみたいで時々聞こえるパキンと云う音が気になって、カーテンが欲しいと云うルンバを連れて家具店へ行った時、ベッドを見ている私にピッタリ寄り添って離れない女性店員。
「絶対こちらの方が寝心地は良いですよぉ パチパチ」と云う言葉に負けて、つい買ってしまった二段のマットレス。(パチパチは私を見つめながら色っぽく瞬きした音だ)
一段のマットレスでも良かったかなぁ・・・・・・と思いながら使っているのだが、
下のマットレスがベッドの枠に触れない為に少しずつズレる。
下のマットレスだけベッド枠の下へ毎日少しずつ潜り込むのだ。
これが気になって仕方がないので色々考えた末、潜り込む場所にストッパーとして板を立てれば良いと考えた。
メジャーで測り、ホームセンターで1380mmの板を探すが、どうやら大きめの板をカットしなければならないようだ。
それで、売り場にある呼出しボタンを押したら駆けて来たホームセンターでは珍しい女性店員さん。
私の為に女性が駆けてくるなんて、ここ何十年も経験が無い。
若いころなら「待たせてゴメン」 「全然 僕も今来たばかりだから」と云う場面だ。
「急がなくても良いですよ」と云う私に「お待たせしては申し訳ないので」と云う彼女。
1380mm×50mmの板が欲しいと云う私の希望を叶えようと一生懸命探してくれる。
結局1500mmの化粧板を50円払ってカットしてもらうことになった。
その機械も彼女が操作するようだ。
「1mmぐらい誤差が出るかもしれませんが…」と云う彼女に
「誤差が出るなら大きい方へ1381mmに」と云う私。
結果は多分想像できると思うけれど1mm短くて1379mm。
「ゴメンナサイ、1mm短くなってしまって・・・・」と云いながらパチパチする彼女に
「大丈夫、大丈夫」と引きつった笑顔で応える私。