北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

何があっても

2021-11-10 20:18:30 | 日記
昨夜、豪雨と強風が吹き荒れた。
苫小牧の方では、建築中の足場が崩れたらしい。

函館のマイフレさんから、「大丈夫?」のLINEが入った。

今朝、外で大きなスピーカーの音。
衰えた爺婆の耳では窓を開けても言葉が聞き取れない。

スリスリがスマホで確認したら、9時28分に阿寒川が氾濫危険水位に達したので私が住む地域、1509世帯2642人に避難指示が出たとのこと。

私はサッサと避難する準備。玄関に置いてある非常持ち出しのキャリーケースを車に積み、薬に財布に免許証、マスク・メガネ・時計などを指差確認。

しかしルンバは、「何があっても」済ませなければならない毎日恒例の洗濯を続けている。とにかく洗濯を終わらせなければ次に進めないのだ。

急かせて家を出て車に乗り込むと近所の家も車に乗り込んで避難の準備。
避難場所は高専に指定されているが数年前の訓練に参加した時、4Fの廊下に詰め込まれ30分近く説明が無いまま悪ガキのように立たされたことを思い出し、「密」を避ける為に高台にある空港へ向かうことにした。

でもその前に現状確認。
氾濫水位に達したらしい阿寒川を見て、そこに流れ込む大楽毛川も見て回る。
猫が縄張りを見回るのにも似ている。



見たところ大丈夫そうだが、上流の阿寒湖畔で173.5ミリの記録的豪雨が降ったとかで、それが流れてくるとさらに水位が上がるのだろう。



国道を走り出すと、「何があっても」毎日頑張っているウォーキングを欠かしたくない人が数人歩いていた。



「鶴がいる」と云う声で一旦停車してパチリ。



ノンビリ草を食む牛を見つけて、またパチリ。



「何があっても」カメラだけは忘れない私は、ノンビリと国道を避難した。