昨日、函館の近く道南と呼ばれる地域に低気圧が停滞し記録的な大雨を降らせた。
冠水した場所に浮かぶのは氷では無く、流れ集まった雹(ひょう)らしい。
同地に住むマイフレさんとLINEをしたら雷も鳴って相当怖かったとのこと。
幸い、避難命令は回避されたそうだ。
朝が暗い。
太陽が昇るのを忘れたかのように暗い。
退職して以来目覚まし時計を使うことは少なくなったので、目覚めた時が私の「朝」だ。
その「朝」がなかなかやってこないので薄目を開けて時計を見たら、何と「昼」。
正確には、昼少し前だった。
カーテンを開けると、道南に居座っていた低気圧が今日は少しずつ私の住む道東に近付いて来たようで、空は黒い雲に覆われ、大量の雨が降っていた。
今度は、道南の彼女から「気を付けて」のLINEが入った。
昨日、スタンドでガソリンを補充した時に「窓を拭きましょうか」と云われ
「お願いします」と云ったことが悔やまれる。
こんなに降ると知っていたら余計な仕事はさせなかったのに。
幸いなことに雷は落ちていないし、これ位の雨は湿原が吸ってくれそうだ。
(この雨を利用して、家の前で車を洗おうかなぁ・・・・・)と考えていて、生前父が大雨の中、実家の周りで水まきをしていたと聞いたのを思い出した。
本人は、雨が跳ね上げる泥砂を洗い流していると言い張るのだが、近所の方からは「ついに来ちまった爺さん」にしか見えない。
恥ずかしいからと「来ちまった爺さん」に見える父を皆で説得し散水をやめさせたと後日教えられた。
その遺伝子が私にはある。
雨の中、洗車したいと思う気持ちを必死になって抑える。
「来ちまった爺さん」には見られたく無いし・・・・・。