昨日、外出のついでにセイコーマートへ寄ったら店頭の目立つ所に「人気ナンバーワン」と書かれたメロンパンを見つけた。
そう云えば昨年、マイフレさんに季節限定のメロンパンが美味しいと教えてもらったことを思い出した。
早速購入して口に入れたらサクサクして他のメロンパンとは別物。
確かマイフレさんは本物のメロンジュースを使っているとか言っていたように思う。
それで今日も食べたくて近くのセイコマへ行ってみたのだが、どこにも見当たらなくて普通のメロンパンしかない。
次の店にも行ってみたが無駄足だった。何故無いのだろうと不思議に思ってセイコマでバイト経験のあるジュニア宅へ寄ったら在宅中。
メロンパンのことを訊くと全店に置いているのではないと説明を受け、置いてある店を教えてもらったのだが、庭に大きなタープテントが張られているのを見つけて訊いたら焼き肉用だと云う。
そう云えば最近「焼き肉のお誘いが無いね」とチクリ。
メロンパンを手に入れ、ご機嫌で帰宅して数分後に「焼き肉するよ」と早速お誘いのLINEが入った。先程のチクリ効果だ。
ルンバとスリスリを車に乗せ、スーパーで肉と牡蠣を買ってジュニア宅へ。
既に炭火は出来上がっていて手馴れた手つきでジュニアが食材を焼いている。
私は焼きあがるのを待ち、次々と口に入れるだけ。
こうやって庭でBBQをするのは5年ぶりだろうか。
本州のマイフレさんにBBQをして欲しい♥と粘られ、私の自宅で頑張って以来だ。
まだ自宅に道具はあるけれど既に自分で動く気力が無い。
ジュニアが一生懸命焼いてくれるのを待ちながら一番先に「御馳走様でした」をしたのは私。
やっぱり食欲も落ちているのだ。
網の上にホルモンを載せて数分後に火柱が上がった。脂肪分が多いのが原因だとジュニアが云う。
と云うことは人間も火葬される時には同じように火柱が上がるのだろうと考えた。
その火柱を上げ燃えている人間は私だ。
横に座るルンバも同じことを想像していたと白状した。
私は火を眺めながら寂しさと哀しさの中にいた。