♪ 私は泣いたことがない 灯りの消えた街角で・・・・・
「嘘言え」と思いながらも何と心に突き刺さり記憶に残るフレーズだろう。
最初の一節でこの曲の運命は決まったと思う。
結婚し同居が始まった時、最初に悩むのは・・・・・屁だ。
結婚前は嫌われないように肛門に「気を抜くな」と言い聞かせた。
世帯主になり自分の家にいるのだから堂々と放出して良いようなものだが、やっぱり恥ずかしいし遠慮があってルンバの前では耐えていたのだが、彼女の方が気になっていたようで「自分の家なんだからオナラしても良いよ」と云ってくれた。
何と優しい嫁だろうかと感激し、それ以来遠慮無く放っているのだが、
「いや~~ん、臭い~」と云いながらもしっかり吸ってくれて本当に有難い。
でも考えてみたら、結婚して半世紀も過ぎたのに家内の屁の音を聞いたことが無い。
我慢しているのだろうかと思ったので私も同じように優しい旦那になりたくて
「自分の家なんだからオナラしても良いよ」と云ったのに、それでもプーを聞いたことが一度も無い。
もしかしたら女性は屁をしない生き物なのかも知れないと思ったのだが、今日ソファーで昼寝していた時、疲れて横になっていたらしいルンバの方向から微かに「プ~~」の音。
おっ・・・・・今、屁の音がしたと思った途端ルンバがパチッと目を開け私の方を伺った。
私はあわてて目を閉じたのだけれど、内心凄く嬉しい。
でも聞かなかったことにするのが私の優しさだ。
そう云いながらしっかりブログに書いているけれどね・・・・・ギャハハハ