北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

春の嵐+祖谷渓(昨春 車中泊の旅)

2018-03-10 22:15:29 | 日記
いやいや 凄い雨だった・・・・・ようだ。
降っている時に外へ出なかったので実感は無いのだが、釧路川上流の標茶町、弟子屈町で洪水警報と非難勧告が出て、実際に川の水が溢れて民家が床上浸水したようだ。

「決して川へは近付かないように」とテレビで警告されたので、かなりガマンしていたのだが、日暮れ前にガマンも限界にきてしまいカメラを持って見に行こうとしたら、ルンバも着替えて一緒に同行すると云う。
やっぱり増水の程度が気になっていたようだ。

帰宅したスリスリまで「冠水している道路がある」と興奮気味なので結局三人で川の様子を見に行くことにした。

上流では決壊したらしい釧路川も下流域では、釧路川と新釧路川へと分岐するので、そんなに極端な増水を感じなかった。

でも自宅近くを流れる阿寒湖を水源とする阿寒川は、今まで見たことのない濁流が流れていて、



さらに阿寒川の支流である大楽毛川も いつものチョロチョロ川ではなく 一人前の川となっていて恐怖を感じた。



こりゃ、少しヤバイかも知れないと思ったのだが、くっついてきたルンバとスリスリは、丁度夕食時なのでさりげない会話の中で「外食」感を出して私を脅迫した。

それで仕方が無くCOCOイチへ。
夕食時に二人を同乗させると財布が軽くなると云うことに早く気が付くべきだった。

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★昨春の車中泊旅 (前回の続き) 祖谷渓(いやだに) 編 

四国の道は急に狭くなる。2車線あった道が予告なしに1車線になり、そしてそんな狭い道を平気な顔をしてバスが対向してくる。

「行ってきます」と玄関を一歩出たら歩道も路側帯も無くてドカンと車に跳ねられるような道にも、普通に国道のマークが付いている。

四国の人って、こんな道に馴れているからかそれとも少しオカシイのかビュンビュンと飛ばす。先の見えないカーブでも軽トラのオッチャンに後ろから煽られた。

大歩危峡を上から眺め、昔々一度だけレンタカーで行ったことがある祖谷渓へ向かった。



狭い狭い崖道に突如現れた小便小僧の像に(あれは幻か・・・・・)と思いながら、もう一度見て見たいと云う欲求に勝てず、また狭い道に入った。

ドキドキしながらのクネクネ道はキモが縮んだ。



突如道巾が少し広くなり路駐の車が増えたのは、崖に張り出す様に作られた祖谷温泉があるからだ。
崖下にある露天風呂へケーブルカーで降りるのが人気のようだ。





そこを過ぎて少し走ると目的の小便小僧が姿を現した。

今度はしっかりと その姿をカメラに収めて目的達成。



また狭い道をヨタヨタと戻り、有名な かずら橋。



足がズボッと抜けそうな吊橋は有料だ。
金を払ってまで怖い思いをする気は無いので、怯えている他人の姿を撮ってオシマイ。



それだけでも充分に怖さを堪能できたので、渡った気持ちにはなれた。

極細と太目と+金刀比羅宮(昨春 車中泊の旅)

2018-03-08 19:20:34 | 日記
歯科検診で磨き残しが3%だと胸を張って帰宅。

実は私、歯を一生懸命磨くのは就寝前。
後は、朝起きて 口中を除菌剤でブクブクペー。
歯科クリニックで勧められた歯冠ブラシでシーコ、シーコする程度だ。

その実態を知っている家内は、「それを知ったらクリニックの先生は驚くだろうねぇ」とニタニタ。

それを聞き流しながら 私はチョコを口に放り込んだ。
何を言われても偉大な3%の数値は変わらない。

それに比べて食後にも就寝前にも真面目に歯磨きをしている家内の歯は驚くほど磨き残しが多い。
私と同じ検診の結果では絶対にキスなんかしたくないほどの数値だ。

だからいくら騒いでも3% と書かれた検診結果の紙を黄門様の印籠のように示すと・・・・・家内は黙る。(ザマーミロ)

一緒に買い物へ行った時、歯ブラシが並んでいるコーナーへ行った。

いつもは、私の云う事なんか馬耳東風で 全く聞く耳を持たない家内が、私の推す極細毛ではない 沢山の毛が植えられたブラシを手に取って籠に入れた。

実は私、極細毛では歯と歯茎の境目に45度で表も裏も横磨きし、その後歯間を縦磨き。

そして次に極細毛ではない、毛の沢山植えられた歯ブラシに替えて 今度は歯全体を縦横にゴシゴシしているのだ。

極細毛は狭い所には入るが細すぎて面全体を掃除するには不向きのように思うからだ。これが私の歯磨きの秘訣。

帰宅して毛の沢山植えられた極細毛ではない歯ブラシを使ってみた家内。
「案外 良いかも知れない」と珍しく素直だ。

ヨシヨシ、そんなに素直なら久しぶりに 「太めの一本物」を使ってみるか・・・・・バキッ(+o+)

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★昨春の車中泊旅 (前回の続き) 金刀比羅宮 編 

「こんぴらさん」と呼ばれ親しまれている金刀比羅宮へ初めて行ってみた。
あの 森の石松も詣でた石段の神社だ。





山形県にある山寺(立石寺)の1070の石段を見上げただけで一歩目が出なかった私だが今回は気合が違う。
体調不良を克服したい意思が私を石段下へ向かわせた。

駐車場から参道を歩き、石段の第一段目に足を載せた。



最初は石段の高さが低く、そんなに苦労しないで上がっていけたのだが、中ごろから少し急になり、ゼーゼーハーハー。







休み休みで自分を叱咤し、785段を上がり何とか本殿に到達。





「よしっ、よくやった。これで病気も治るに違いない」と自分を褒め 息を整えた。



歯科検診+善通寺(昨春 車中泊の旅)

2018-03-07 20:54:09 | 日記
定期の歯科検診へ行った。

昨年末、移転しリニューアルオープンした あの私がお気に入りの「あかつき総合歯科」へ患者としての第一歩だ。

完成直後の内覧会に行った時には、まだビニールが被せられたままの診療椅子にイの一番で座りたいと思った程に立派で、まるでカラオケルームのように沢山並んだ診察室には驚いた。



歯科医院の裏の顔、器具の消毒設備や入歯の工作室まで私をいつも担当してくれる歯科衛生士のHさんに案内して頂き、「へぇ~~、へぇ~~」の繰り返し。



今は歯医者さんも倒産する時代だと聞いたのだが、このクリニックだけはいつも沢山の車が停まっていて相変わらず人気が高い。

丁寧さと清潔さが人気の理由だろう。



今回の検診の結果、私の磨き残しは全体の3%。
前回が5%だったのでさらに綺麗に磨けていると云うことだ。

これは驚異的な数値では無いのだろうか。
誰とでもキスして良いと証明されたようなものだ。

歯科衛生士さんの御褒美チュッ(´ε` )があればと思ったのだが口には出せなかった。

問題は隣がケンタッキーチキンだと云うことだ。その他にも周りにはハンバーグの人気店や中華、スイーッの有名店が集まっている。

この日も「ケンタを買ってきて」とルンバに頼まれた。

これからは、歯科検診の帰りにはケンタと云うのが定番コースになるんだろうなぁ。

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★昨春の車中泊旅 (前回の続き) 善通寺 編 

瀬戸中央道を通って四国へ渡り弘法大師、空海の誕生地と云われている善通寺へ初めて入った。



普段は信仰心に薄い私も少し緊張して境内を歩き参拝した。



立派な五重塔を仰ぎ、車へ戻る途中「四国八十八ケ所霊場 お砂踏み道場」と云うのを見つけ 入ってみた。







四国八十八ケ所霊場から集めた砂を敷いてあるので その上をホイホイと歩けば本来1400キロもある巡礼の道程を周ったのと同じ功徳を得ることが出来ると云う インスタント霊場巡りのようなものだろうと思ったのだ。



受付で500円を払うとズシッと思いピカピカの5円玉が沢山入った袋を渡された。
1番から御本尊の前に立ち、5円玉を賽銭箱へ入れて、その寺の御本尊の横に書いてある「本尊真言」を唱える仕組みのようだ。

1番 霊山寺の御本尊は 釈迦如来なので『のうまくさんまんだ ぼだなん ばく』
と唱えなければならない。それも1回なら有難味が無いような気がして3回唱えた。

何しろ体調が悪いままなので、この早口言葉のような真言をマジメに 間違えないように繰り返した。

2番 極楽寺、本尊は阿弥陀如来。『おん あみりた ていぜい からうん』を3回

御本尊が愛染明王の寺では『おん まか らぎゃ ばぞろ しゅうにしゃ ばざら さとば じゃくうん ばん こく』

不動明王の前では『のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん』

もし間違えると仏罰が下り、さらに体調が悪くなるかも知れないので必死だ。

後から来る人が詰まってくるので必死の必死で真言を繰り返し、88番札所の大窪寺をやっとのことで終えた時にはヘロヘロ。

係の方に「思っていたより大変でしょう」と云われ、巡礼をあまく見てはいけないと改めて思った。

泣いてくれるオンナ+備中 吉備津神社、国分寺(昨春 車中泊の旅)

2018-03-05 20:13:06 | 日記
家内を定期受診のために病院へ連れて行ったら、私を見つけた女性が神妙な顔でペコリと挨拶し、そして手招きをした。

私の元職場の受付事務を担当しているY子だ。

(何だろう・・・、もしかしたら「抱いて」と云うのかも・・・) と少し期待。

急に「抱いて」と云われても、この年だとウォーミングアップに時間が必要だ。
一応ジェームスにも「頑張れるのか?」と確認しなければならない。

廊下の片隅に引っ張って行かれて「絶対に誰にも言っちゃダメだよ」と念を押され 私も 股間に気合をいれた。<(`^´)>


Y子は女子高を卒業してすぐ、男しか居なかった私の所属していた科に配属された。

「男どもには負けない」と 多分緊張の頂点にいた彼女の気持ちを和らげようと思い尻をサッと撫でて「ヨロシク」と云った途端 彼女の回し蹴りが炸裂し私は数センチ ワープした。

以来、彼女には近寄らないようにして遠くからオハナシしていたのだが、どんどん距離が縮まり職場では一番の仲良しになれた・・・と思っている。

職員が亡くなった時、「もし俺が死んだら泣いてくれるか?」と訊いたら
「うん 泣く、絶対泣くから」と言ってくれた彼女。

私が定年前退職を決めた時「まだ辞めちゃダメだよぉ」と云ってくれた。

送別会の席で、皆のいる前で花束を渡されて初めてのハグ。ついでにもう一度尻を撫でようかと思ったが・・・・・それは何とか思い留まった。


そのY子が廊下の片隅で私に囁いたのは「4月で退職します」と云うこと。

「えっ、辞めるの? 何年頑張ったの?」
「28年です・・・・・」
「そうかぁ・・・・・辞めるのか。
尻を蹴られてから もう28年も経つんだね」と云った途端、彼女の表情が申し訳なさそうな、そして懐かしそうな顔へと歪んだ。

「とにかく、よく頑張ったよね。長い間 お疲れ様でした」と告げたのだが
「まだ辞めちゃダメだよ」と云いたくて仕方が無かった。

私の青春が また一つ消えていくような気がするのだ。

そうか・・・・・、あれから28年も過ぎたのか。

彼女は今でも私との約束を覚えていてくれるだろうか。
「うん 泣く、絶対 泣くから」と言ってくれたことを。

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★昨春の車中泊旅 (前回の続き) 備中 吉備津神社・国分寺 編 

備中一之宮 吉備津神社へは二度目の参拝だ。二度目ともなると駐車場の位置も覚えていて迷わずに石段を上がれた。



以前は ただ歩き回っただけだったが、今回は全国で唯一「吉備津造り」と云う様式の社殿をじっくり眺め、長い回廊もきちんと歩いた。










夕暮れが迫って来たので、備中国分寺へ急いだ。今夜は 近くの駐車場で車中泊の予定だが、駐車場が無料で使えるのかも確認しなければならない。

吉備路のシンボルである五重塔は、さすがに美しく周囲の風景とマッチしていた。



畑の中を急いで歩き 沈む太陽との競争だ。





今にして思えば、夕暮れの五重塔とコラボして撮ったらよかったのにと思うのだが、この時には とにかく「暗くなる前に」と云うことしか考えていなくて、
それが今になって悔まれてならない。

怒りが消えない

2018-03-04 19:17:36 | 報道
「人命にかかわる危険がある」と云う暴風雪警報がテレビ画面から繰り返された。
台風並みの巨大低気圧が接近していて、「必要以外の外出は控えるように」と放送され、過去に一度台風で屋根が剥がれたことがあるボロ家の中で私は怯えて一夜を過ごした。

あれだけ「必要以外の外出は控えるように」と云われている中、鹿撃ちに林道へ入ったNHK職員。それも軽自動車で雪深い道へ入ったのだ。

今は携帯もあるので動けなくなったらヘルプをすればすぐに助けてくれるとでも思ったのだろうか。

結局 身動きできなくなっての救助要請。

救助要請を受けると「人命にかかわる危険がある」と云う暴風雪の中でも出て行かなければならないロードサービス会社。

出て行かなければ、何を言われるかわからない世の中だ。それに相手は天下の放送局職員だ。

結果、このバカタレNHK職員の安易な行動で救助に向かったロードサービス会社の20代の男性従業員一人が命を失った。

そしてNHK札幌放送局は「ご迷惑をおかけした関係者の皆様におわびいたします」とのコメントを発表しただけ。

「ご迷惑をおかけした」で済む問題じゃねぇだろう と私は今でも怒りが収まらない。