高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

マル安 桜木店

2010年03月19日 06時37分13秒 | 出張

星野民芸の茂三郎と石川君に誘われて、桜木町にある居酒屋「マル安」に行って来た。一緒に誘ったメンバーは、屋久杉の小林さんに博多人形の木戸さん。

最近のニュースで、デフレ経済を反映して、廃業したお店を「居抜き」で安く借り受け、開店経費を押さえ分、商品単価を押えて成功しているお店が脚光を浴びている。このお店も、そういった方法で人気を得ているのかも知れない!

以前言った事のある、石川君の説明では、「居抜きで流行っている全国チェーンとは違って、全品300円だが、一品一品が凄いボリュームなんです」と、

早速閉店後、5人で行って見ると、やはり凄い人気で満席であった。暫く待っていると、一つ席が空き、座る事が出来た。
飲み物もどの料理も300円均一。まずは生ビールで乾杯!料理を注文すると出てきた料理は、普通のお店の一品料理のボリュームがある。
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ホッケなども、半身では無い!一匹の開きで30センチくらいある。これで300円!

小林さんが頼んだ、ジャガバター、これも大きなジャガイモが出てきた。
その他に、もずく・から揚げ・ゲソの揚げ物・砂肝痛め・シーザーサラダ・ししゃも・etc・etc・・・これでもか?と云うほど出てきます。味も普通の居酒屋で頼むのと違いは無い。むしろ下手な居酒屋より美味しい、これでは満員な訳だ。

318_001 今回は小林さんのこれまでの生き様と云うか?屋久杉仏壇に掛ける思いを聞かせて貰った。昔は、屋久杉の彫り物とか彫刻、家紋、表札などが飛ぶように売れていた次期もあったそうだ。しかしその内、そういった物の売り上げに陰りが見え始め、ある時から、「仏壇」に焦点を絞って遣って行こうと閃いたそうだ。

「1台が、50万から400万円もする仏壇が果たして売れるだろうか?」素人考えでは、そんな風に思ってしまうのだが、この人はどの催事場に行っても、必ず1台は売っている。多いときには1週間で数台売ることもある。

この人には商売に対する「野生の嗅覚」があるのだ、世の中の動きを敏感に察知して、これから、何が必要か?自分の店を特徴付けるのには、何を売ったら良いのか?その商品を売るために、何をしなくてはいけないか?理論的には仰らないが、感覚として感じている。

この1台何百万もする仏壇を売るために、目に見えない所であらゆる努力をしている。

今すぐ必要では無いが、将来必要になった時、やはり「屋久杉の仏壇が欲しい!」と思ってくださるのだ と、言う。

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