高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ねぎみそ煎餅

2010年03月27日 05時30分20秒 | 工房

横浜から、戻ってきた翌日は、工房のミーティングの日であった。最近の工房の動向と提案・企画などを報告するのだが、春の訪れとともに忙しくなってきた。今回は新しいメンバーに「お惚けちゃん」こと、長岡さんも入門し竹職人としてのスタートをきる。

2年前に、偶然知り合ってから、遂にここまで来てしまった。人の縁とは本当に不思議なものである。

昨日は、埼玉県からお客様が工房見学に来られた。浦和伊勢丹でのお客様で、本人も趣味で竹細工をやっている方だ。昨年、別府の竹の学校を卒業した友人に連れられてやってきた。

工房の中を興味深げに見ている。どうも、関東で使っている道具と、九州の道具では、いろいろ違いがあるようだ。特に、一番よく使う、竹割り包丁の形状が、関東と九州では、大きな違いがある。

九州の竹割り包丁は、刃物の下に付いている胴金の部分を主に使う。竹を剥ぐ時に、最初に割り込みを入れる時に刃物の部分を使うだけで、後は、この胴金で押し開いて?ちょっと言葉の表現が難しいが、押し広げて剥いでいくのだ。

1時間ほど、工房の中を見てもらったが、何か参考になる事があったでしょうか?

お土産にボビー・オロゴンが絶賛の「ねぎみそ煎餅」を頂いた。
Photo
食べてみると、口に入れた瞬間に甘さが感じられる。ねぎの味覚と味噌の風味が、絶妙にマッチしている。

ボビー 「これ食べなきゃ、マジ、そんだよ!」と

ご馳走さまでした。


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