東京・名古屋と2箇所の大きな催事が終了しました。どちらも、長年出させていただいているので、多くのお客様が、以前購入いただいたバッグを提げて来てくださる。
その時、何時も感じるのが、
「竹のバッグは、使い込めば使い込むほど艶が出てくる!」と云うことです。
特に、煤色のバッグは飴色に発色して、何とも言えない艶が出てくるのです。
お客様自身は毎日見ているので、その変化が気が付かないのだが、
ちょっと、お客様から使い込んだバッグをお借りして、新しいバッグと比べてみると、こんな違いが判ります。
左が5年ほど使っているバッグ、右がまだ一度も使用していない新品のバッグだ。
漆の上に擦りこんだ白い蝋のパウダーが、使う込む事で、摩擦で溶けていき実に良い艶を出してくれる。
催事のときに、妻が使い込んでいるバッグを見本で持っていくと、必ず、お客様は「それを下さい!」と言われる。
しかし、「この艶はお客様の愛着と比例して出てくるのですよ!」とお話させてもらっている。
工業製品と云うのは、買った時点が一番良くて、後は、どんどん下がっていく。伝統工芸品の様な手作りの作品は、お客様が使い込むことで、どんどん味が出て来ることが大きな違いだ。
今回、名古屋のお客様で、「陶彫カメオ」の製作をされている加藤さんも来てくださった。ブログに、私の工房の事も紹介してくれているので、転載してみよう。このブログの写真も、随分使い込んで飴色になっているバッグが写っている。
先日、松坂屋の「日本の職人展」に行って来ました。
7年ぐらい前に、松坂屋で大分県の竹細工で作るオンセのバックに、
出会い、グッチのバックを買うより、日本の伝統技であるこのバックを、
娘にも伝えられると思い、思い切って購入しました。
なかなか行けなくて今回は、お気に入りの夏結城を来て、
オンセのバックをもって高江さんに、お会いすることができました。
先日の装いホームページのリンクもお願いいたしました。
皆さん、とっても素敵ですよ。
とっても、良い艶が出ているでしょ!
ホームページは 「陶彫カメオ あとりえ とう花」
加藤さん、相互リンク張らせていただきましたよ。 ありがとうございました。
あれっ?今見てみたら、写真が「once.jpg」とだけしか表示されていない?どうして?
http://ateliertohka.blog107.fc2.com/blog-entry-56.html
この写真は此処から見てね!
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