先日の東京出張の時に、来春、展示会をすることになった、京橋にあるギャラリー「モーッワルト」を訪ねてきた。
自転車に乗って、暑い日差しを浴びながら、上野から京橋まで遣ってきたら、もう汗びっしょりであった。
オフィス街の中に、お洒落なギャラリーがあった。まだ、開店して2ヶ月と云うギャラリーである。
私の方のスケジュールが、今年はいっぱいの為、来春3月に企画展をさせてもらうことになった。
お店の中では、北海道の二風谷のアイヌ民芸の展示会をしていた。この「二風谷」と云う所とは、浅からぬ因縁があり、今から40年ほど前に、私が放浪をしていた頃、お世話になった所だ。
当時、まだ18歳の青年だった私にとって、思春期の思い出がいっぱいある所だ。
アイヌの民族運動のリーダーである、山道康子さんの家に居候として転がり込んだのだ。
長男坊が10歳になったときは、「男の旅」と称して、北海道を旅したとき、この二風谷によって、アイヌのテント「チセ」で寝かせて貰ったり、親子2代に渡って縁のあるところなのだ。
沖縄の血を引く私が、アイヌのに居候していた事は、何かの縁だと思っています。私の中では、沖縄人とアイヌ人は一緒の民族だと思っているので、
何時か、このブログでも、アイヌと沖縄の関わりを書くときがあるかもしれない!
今回は、そんな因縁に引き寄せられて、このギャラリー「モーッワルト」に遣ってきたのだろう?
来春が楽しみだ。