今回の、私の隣の売り場は、山口県から来ている、赤間硯の下井さん。
実に腰の低い人で、面倒見が良く、回りの職人さんからも慕われている。温厚な性格の人だ。
お仕事の方は、命をはって、岩山に潜り込み、落盤に身の危険を感じながら、採掘している。私達も竹を切り出しに行ったりすることもあるが、竹を切る人は、専門に切り子さんと云う職業の人がいるし、製竹するのは、ちゃんと別の職種の竹屋さんがいる。
下井さんの様に、自らが石切り場に穴を掘って、原石を掘り出して来るなんて・・・・・大変な事である。土にまみれて、真っ黒になり、何時、落盤するか?小さな穴に入っていくのか?
硯を削るのは、独特の大きなノミを、肩の骨に当て、体重を掛けて削っていく、まさに、自分の骨を削っていく様な肉体労働である。
そんな、命を掛けて作っているのが、こんな繊細な美しい硯だ。とても、顔だけ見ていると、こんな上品な硯が出てくるなんて、思えないが・・・・
硯の上の青い蛙がポイントだ。
箸の通信販売 竹バッグ すべらない箸 名入れ箸 名入れ ギフト
記念品 贈り物 竹細工 箸 名入れ 竹工房オンセ楽天ショップ
このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!
ワンクリックありがとうございました。