今年最後の仕事は、注文の『堤藍』の制作。
『堤藍』とは、お茶道具を入れて、持ち歩く為の籠である。籠を作る上で、蓋物は、一番神経を使う籠である。
蓋物にも、2種類あり、
1、本体より一回り大きな蓋を被せるタイプと、
2、今回の堤藍の様に、本体と蓋が同じサイズで、太い胴竹で組み合わせるタイプだ。
1のタイプは、比較的余裕があるのだが、2のタイプは、縁のサイズに本当に神経を使う。
この合わせを作るときが、一番大変で、微妙な暑さの調整をしながら、現物合わせをしていく。
当然、少しでも大きすぎれば入らないし、小さければ、組み合わせた時にガタガタしてしまう。
針金で仮留めをして、形を作っていく。
今度は、針金を籐に変えて、ほぼ籠の部分は完成である。
持ち手を取り付ける段になって、仮の竹を使って当ててみる
「もう少し高くしようか?」
「これくらいかな?」
と、これも現物合わせで高さを決めていく、
さぁ、もう少しで、完成だ。
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