ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

新聞記事

2008年11月03日 09時53分04秒 | ノンジャンル
娘が教職でとっている「生徒指導論」の授業で先生からもらったという新聞記事のコピーを見せてもらった。
とっても悲しい気持ちになった。
A新聞のルポ「学校 燃え尽きる教師」というシリーズだった。
荒れる学校現場の様子とそこで一生懸命がんばる先生が、疲れ果て、心の病になり、そのうち自死を選んでしまったという実例がいくつかのっている。

こんなコピーをもらって、勉強する学生に「教師になりたい」という夢がわくだろうか。現実を知りなさいというのもわからないでもないが、ちょっと極論ではないかと思った。
私もしんどい時は何度かあったけれど、でも、そこに職場の仲間の助けがあった。
わかってくれる友人がいた。何よりも心の支えになった家族がいた。
もちろん教職にこだわるあまり、一生懸命頑張るあまり、自分の人生を台無しにしてしまっていはいけないし、周りの家族や友人たちや同僚を悲しませてはいけない。
思い切ってやめる決断もできなければならない。

とても複雑な気持ちになった。横で娘が言う。「お母さんも心配や。がんばりすぎる。」・・・でも、私には、助けてくれる仲間友人、家族がいる。
それに、子どもたちもまだまだかわいい。

今は、こうして京都をセカンドハウスのようにして、気持ちを発散させて、リラックスできるからいいのです。

大変な世の中だなあ。子どもたちには、まっすぐ、素直に誠実に育っていってほしい。
そのためには、大人の十分な愛情が必要なんだなあ。

コメント (2)
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