嬉しいな。友だちを気遣う子

水曜日に保育園でクラブの発表をしました。
２０名いますが、二人、発熱で帰ったので、１８名となりました。

その帰った子の一人が、昨年度から入っている腹話術クラブのエースです。
自分で人形も作り、台本も作り、学級で腹話術係をしている子です。
とっても残念でした。
前日まで練習していたのに、タイミングの悪いこと。

で、その子と同じクラスの子が、保育園にそのお休みの子の人形をあずかって持ってきました。

おもしろいですね。人形だけでも、出演させて・・・と。

私の出番が最後にあったので、そこで、お休みの子が作った二つのお人形を出して、
とっさのネタで演じました。

預かってきた子が感想文に、「先生、ちゃんと○○くんの（人形をつかって）やってくれるかな～と考えていました。すると、先生は、○○くんのもちゃんとやって、すごくおもしろかったです。」と書いてくれていました。

出演できなかった子を案じて、せめて人形だけでもとあずかってきたその子の気持ちが
何だかとてもうれしかったです。

子どもたちは、生の反応が嬉しくて、とても楽しかったようです。帰りには人気者になった気分でしたと書いていました。クラブ見学の時も、人を喜ばせたいと書いていました。
「恥ずかしい」から「喜ばせたい」という気持ちに変化してきたことは、本当にうれしいことです。

３年生へのクラブ見学のときと、また別に学校内で発表会をすることにしました。
クラブ発足３年目にして、始めての試みです。
これが一番やりたかったことです。

楽しみです。