すてきなおばあちゃん

職員室にもどろうとすると、ろうかで一人のおばあちゃんが立っておられた。
「聞いていますか」と声をかけると、小さな箱を取り出して、
「校長先生と門の外でお話ししていて、１年生が今度朝顔のつるをつかって、
クリスマスリースを作ると聞いたので・・・・」と言って、
おりがみのサンタさんをたくさんおってその箱に入れて、プレゼントしてくださった。
いろいろと話をしていたら、夏の間中、また秋になっても咲き続けた１年生の朝顔を
門の外からずっと散歩のときに見てくださっていて、最近そのつるを整理したことから、校長先生とお話されていたらしい。
とっても嬉しかった。
知らないおばあちゃんが応援してくださっていること、そして、１年生の朝顔をずっと見ていてくださったこと、なんだかとっても嬉しかったなあ。

私もこんなおばあちゃんになりたいと思った。箱も広告の紙の手作りで、なんだか味があった。地域の中で、子どもたちを見守り、応援してくださるそんなおばあちゃんみたいになりたいなあと思った。
ありがとうございます。