5月3日、連休だというのに、前職の後輩達が見舞いに来てくれました。世の中、マラソンだ、登山だ、バーベキューだと盛り上がっているようですが、ここ厚木のリハビリ病院では、変わらず厳しいリハビリの毎日が続いています。術後3週間が経過して、右膝は150度以上曲がるようになり、筋トレも少しずつ始まりました。残念な事に、右足の筋力の衰えは激しく、どんどん細くなります。来週からは、荷重をかけたトレーニングも始まると思うので、本格的に筋力回復に励む予定。
前回お伝えした、病院同窓の山屋さんの著作、やまなみ越えて、です。お借りして読んでいます。1991〜1993年の足掛け3年をかけて、伊豆の石廊崎から富山の親不知まで、一筆書きで横断した記録です。ご本人が、56〜58歳当時の記録で、Takと同じ年代でもありとても興味深く読んでいます。伊豆半島から箱根、奥秩父、八ヶ岳、霧ヶ峰、松本を経て北アルプスの常念岳から白馬を経て日本海の親不知までの記録です。文章や、山岳、草木に関する知識は素晴らしく、じっくり読ませます。平地も含め、横断するという発想は、グレートトラバースの世界であり、自分は関係ないな、と思っていました。でも、こうやって地図を辿ると、山岳地図とは違う、新しい発見だらけです。これまでは、その山域だけを見て、他の山との位置関係をまるで無視していた事が悔やまれます。美ヶ原と松本がこんなに近いとは!
では、また後日。