自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

感覚を磨くには

2006-01-07 21:26:58 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

物事に敏感でありたいと思うのであります。ソニー研究所にいらっしゃった

茂木さんがよくいう「クオリア」かもしれない。確か好奇心が脳をウヒョウヒョと

喜ばしている状態のことだ。で、世阿弥だとか利休だとか光悦だとか

画家や作家、音楽家、書道家、写真家、映画監督の方々はどうやって

感覚を研ぎ澄ましていったのでしょうか。気になるところです。

自然そのものが作り出す美しさだとか絵や字や写真や音楽や陶器

や演技だとか科学者や数学者、経済学者の未知なる探求だとか

そういうものを流れるように(つまり)理屈ぬきで楽しめる人間でありたい。

最近強くそう思うのであります。よい、悪いではなくて人が見逃してしまう

ようなものにこそ、目を向けるということ。それは気付くか気付かぬか、

ごく単純なんですが「何かを創造するヒント」がそこに隠されていると

おもっています。人への思いやりなども同じだと思います。

こうした感覚がなければ、自分の気付かぬうちにどなたかを

傷つけてしまっているなんてことにもなってしまいますしね。

感覚を養うにはやっぱり好奇心が重要なんだろうと思う、

そのためにはいろんなものを見たり、聞いたり、読んだり

自分からする必要がありましょう。