気ままに撮り歩き

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奥琵琶湖の隠れ里 菅浦湖岸集落

2021年12月14日 | 琵琶湖

奥琵琶湖パークウエイからの菅浦集落の風景

 

マキノのメタセコイア並木から海津大崎を経由して、この日の一番の目的地だった奥琵琶湖の隠れ里、菅浦の湖岸集落へ向かいました。

読売放送のお天気キャスター蓬莱さんが、大きな銀杏の木が見頃を迎えていて、ここからの夕景も素晴らしいと

菅浦集落のことを紹介されていたのを見て、この日は奥琵琶湖までドライブして来ました。

ここには「かぐや餅」という草餅お店があり、以前に父母を連れて何度か来ていました。

今でもまだお店があるのか?と思いながら来たのですが、残念ながら見当たりませんでした。

季節的な営業か?それとも土日や祝祭日のみの営業か分かりませんが、もう何年も前ですので廃業されたのかもしれませんね。

久しぶりに訪ねた奥琵琶湖の隠れ里、菅浦湖岸集落の風景を紹介します。

 

 

 

須賀神社の鳥居の前に銀杏の大木がありました。近くの湖岸に数台の駐車場があります。

 

見頃には遅かったようです。もう少し早ければ見応えがあったでしょうね。

 

 

 

茅葺の門と銀杏

集落の西端と東端には「四足門(しそくもん)」と呼ばれる門が構えられています。

これらは「四方門」とも称し、その名の通りかつては村の出入口にあたる四ヶ所に設けられ、

集落の内と外を区切る結界としての役割を果たしていました。

 

 

市営のワゴン車が運行されているようです。

 

小型の観光バスが来ていて、地元のガイドの方が集落を案内されてました。

 

この岬の向こう側に竹生島があるのですが、ここからは見えません。

(次回に紹介する奥琵琶湖パークウエイからはよく見えました)

 

今年は異常渇水で、琵琶湖の水位が低下しています。何時もはこの砂浜も水に浸かっているのかもしれませんね。

 

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かつて琵琶湖の舟運で栄えた、琵琶湖の北岸・菅浦の高台に鎮座する古社が須賀神社(すがじんじゃ)。

天平宝字3年(764年)、淳仁天皇が営んだ離宮・保良宮(ほらのみや)として創始されたともいわれ、

神社の裏山に淳仁天皇の御陵と伝わる塚があるそうです。

 

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本殿に続く石段が、この神社の歴史を物語っているような趣がありました。

 

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神聖な場所で、土足厳禁です。靴のままで登ることはできません。

石段の下にスリッパが用意されていて、履き替えてから本殿へ向かいます。

滑りそうになるので、靴下のままで登られる方もおられました。

 

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本殿にお詣り

 

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特に下りは滑らないように注意が必要です。

 

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参道には所々に名残の紅葉も見られました。

 

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鳥居と銀杏。手前の大木は欅のようでした。

 

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集落の中を少し歩きました。

 

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手入れがされた民家の松が見事でした。

 

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皇帝ダリヤと銀杏。

 

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自宅の皇帝ダリヤは咲き始めてすぐに霜にやられましたが、ここはちょうど満開で一番の見頃でした。

自宅に比べれば奥琵琶湖は相当北に位置するのですが、ここではまだ霜が降りていないのでしょうか?

次回は奥琵琶湖パークウエイからの風景です。

 

撮影日 2021年12月3日

撮影地  滋賀県長浜市西浅井町菅浦