気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

建仁寺 3

2016年07月14日 | 神社仏閣

思い切ってwindows10にアップグレードしたPCも順調に動作し、使い勝手もWindows7と余り変わらず良さそうです。

とは言ってもこうしてブログを綴っているのはiMacで、WindowsPCはサブ機となっています。

それでもデュアルディスプレイにしているWindowsPCも使いやすく、

今回のOSのアップグレードでまたしばらくは使い続けられそうです。

ただ10にアップの際に、長年使い慣れて来た日本語入力システムのATOK(ジャストシステム)が、

支障するために削除しなければなら無かったことが残念でした。(ATOKのバージョンが古かったのかも?)

それ以外は快適に動いていて、先日までWindows7でフリーズ多発だったPCも動作が安定しています。

Windows7と8の良い所を継承しているようで、アップして良かったと思っています。

 

臨済宗大本山建仁寺の続きです。今回は襖絵や法堂の天井画「双龍図」等をアップします。

 

小書院の襖絵「船出」

開祖栄西の八百年大遠諱に合わせ、染色画家の鳥羽美花さんが制作し奉納した小書院の襖絵。

型染めと呼ばれる伝統技法で絹織物の白山紬(つむぎ)に染め上げ、表具師が襖に仕立てたものです。

 

 

この庭は紅葉の時期に撮ってみたいですね

 

建仁寺方丈障壁画 「雲龍図」(デジタル複製)

安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松が制作したもので重要文化財です。

オリジナル作品は京都国立博物館に保管されています。

 

 

枯山水の庭園「大雄苑(だいおうえん)」

方丈から法堂を眺める

 

「方丈」

前庭に枯山水様式の「大雄苑(だいおうえん)」を有する

 

法堂の天井画「双龍図」

平成14年(2002)に建仁寺創建800年を記念して、日本画家の小泉淳作画伯が約2年の歳月をかけて取り組んだ壮大な作品。

畳108畳にも及ぶ水墨画の迫力に圧倒されます。

 

いずれもISO6400という高感度で、SS1/30〜1/100で撮影しています。

最近のカメラは高感度耐性が強くてA3ノビでのプリントなら十分見られます。

暗い天井画も手持ちで楽々撮影。 フィルム時代なら考えられないですね。

 

10

 

11

少しホワイトバランスを変えてみた

 

12

法堂の柱にも歴史を感じます

 

13

上ばかり曲げながら長い間撮影していると九分がおかしくなりそうです。

 

14

他にも京都には 天龍寺、妙心寺、泉涌寺、東福寺にも龍の天井画が有名な寺院があります。

他の龍も見に行ってみたいです。


建仁寺を終わります

 

撮影日 6月30日

撮影地 臨済宗大本山建仁寺塔頭 両足院(京都市東山区大和大路通四条下る)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED



最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (錫杖)
2016-07-14 07:08:32
素晴らしいお寺です。
行ってみたくなりました。

登行開始。
行ってきまあす
返信する
Unknown (takayan)
2016-07-14 07:13:10
おはようございます
もう登りはじめましたか。
昨夜はこちらもすごい雨でしたが、今は陽も差してきています。
お天気は良くなってきています。

楽しんできてくださいね。
返信する
おはようございます (ヨッピー)
2016-07-14 10:07:53
やっぱり迫力ありますね、天井画。
今にも動き出して降りてきそうですね。
   
襖絵は、珍しい色合いで目を惹きますね。
暑い時には涼しげでいいですね。
冬なら凍ってしまいそうな寒さを感じるかもしれません笑)
返信する
Unknown (takayan)
2016-07-14 10:39:36
ヨッピーさん、おはようございます。

法堂の双龍図は本当に迫力があり、見応えのあるものでした。
10数年前にできた天井画ですが、これからは建仁寺と共に、歴史を刻んでいくことでしょうね。

鮮やかなブルーの襖絵が、染め物というのが驚きでした。
これからの季節はピッタリの色彩ですが、冬にはこの前に長くはいられないかもしれないですね。
返信する
臨済宗大本山建仁寺 (ヒトリシズカ)
2016-07-15 17:19:53
takayanさん

京都市にある臨済宗大本山建仁寺は、伝統に裏付けられた古刹ですね。

小書院の襖絵も、意欲的な絵師のスポンサーとして、日本の寺院が果たした役割の大きさを感じます。いくら上前が良くても、大きな仕事を任させないと、伝統を打ち破る革新的な絵は描けませんから・・

枯山水様式の「大雄苑(だいおうえん)」も素晴らしいものです。行ってみないと、その大きさは分かりませんが・・

迫力ある法堂の天井画「双龍図」の眼をじっくり見てみたいです。天龍寺、妙心寺の龍しか見たことがありません。京都は本当に奥深いです。

なお、デジタル画像による複製についての最新技術について、弊ブログに最近、某教授からお教えいただいたことを書いています。


返信する
Unknown (takayan)
2016-07-15 17:41:26
ヒトリシズカさん、こんにちは。
何時もコメント有難うございます。

小書院の襖絵の鮮やかな色合いと、これが染め物である事に驚きました。
古刹の書院の襖絵に、これを採用した建仁寺の取り組みは革新的な事ですね。

方丈の枯山水「大雄苑(だいおうえん)」も大きい庭で広々としています。

法堂の双龍図は平成に入ってからの作ですが、これから何百年先には、国の宝となるものと思います。

東京芸術大学大学院美術研究科教授の宮廻正明さんのデジタル復元画の記事を拝見致しました。
一般公開されない浮世絵の原画を、デジタル技術によって復元された事で、見ることが出来るの事は素晴らしいことですね。
現在のデジタルプリントの技術の発展が、これからも多くの作品を蘇らせることでしょうね。
返信する
Unknown (そらママ)
2016-07-15 22:56:00
こんばんは、
双龍図大迫力があり素晴らしいですね、きっと言葉が出ないでしょうね、
一度見てみたいです。

返信する
Unknown (takayan)
2016-07-15 23:25:02
そらママさん、こんばんは。
双龍図の存在は前から知っていましたが、建仁寺は比較的自宅から近い所なのに今回は初めてのお参りでした。
法堂の高い天井に描かれているのですが、大きさと迫ってくるような龍の姿に圧倒されました。
なかなか見応えがあるものです。
建仁寺には駐車場も有りますので、京都へ出向かれた際には一度訪ねてみてくださいね。
返信する

コメントを投稿