高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

高井良ゼミ後期 第4回

2023-10-22 17:26:34 | 日記

こんにちは。

 

高井良ゼミ3年の眞野です。

 

過ごしやすい秋でしたが、最近では冬のように寒い日が出てきていよいよ冬に突入するのだなと思います。

 

第4回のゼミでは眞野のお気に入りの本の紹介と眞野のライフヒストリーインタビューの読み合わせを行いました。

 

今回僕が紹介した本はお笑い芸人のオードリー若林さんが書いた「ナナメの夕暮れ」というエッセイ本です。

 

オードリーの若林さんというと今は違いますが、僕たちが子供のころは「根暗」、「女性が苦手」という印象があると思います。

そんな若林さんが日々自身が思っていたことを書いていき、最終的にはナナメに物事を見るのをやめるのですが、その過程がリアルに綴られているエッセイ本です。 僕自身、少しネガティブでこの本を読んだとき「あ、若林さんが言っていることすごく共感できる」と思いました。共感できるからこそ不満なども似ていて、僕は第三者目線でみたらこんな感じなのかと自分自身を認識することもできました。そんな若林さんの本の中で、僕が一番共感できる言葉がありました。「ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ」この言葉はポジティブな人にも届いてほしいなと思う言葉です。ネガティブなことがあり、落ち込んでいてもすぐに立ち直れない人も多いはずです。そんな中自分の心に鞭を打って無理やり前を向くのではなく、自分が没頭できることを見つけて没頭しているといつの間にかネガティブなことを忘れ、心の傷も癒えているということです。僕は高校時代などテストの点数が悪くて落ち込んだり、怪我をして試合に出れない期間も没頭できることを見つけたことで、不思議とポジティブではないですが、楽観主義のように1つ1つのことを重くとらえなくなりました。もともとネガティブだった僕にとってはこれ以上のない言葉になりました。

この本はいわゆる「ひねくれもの」の書いた本ですが、芸人ならではの苦悩も書かれているため、芸人の裏側が好きな人にもおすすめの本です。

そして僕のライフヒストリーインタビューの読み合わせを行いました。ライフヒストリーを書くのは初めてだったため、うまくいくことは少なく自分としては満足のいくインタビューはできたのですが、それを伝える力がなく厳しい意見をもらいました。意見交換をしていなかったら自分に足りない部分を気づくことができなかったため、非常に有意義な意見交換になったと思います。

 

次回は小峰さんのインタビューを読みます。

どのようなインタビューになったのか楽しみです。


2023年 後期 第3回ゼミ

2023-10-17 18:04:05 | 日記

こんにちは。

高井良ゼミ4年の八代です。

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

気温も下がり、過ごしやすい季節になりましたね。

季節の変わり目でもありますし、インフルエンザやコロナウイルスも流行っておりますので、体調に気をつけてお過ごしください。

 

さて、第3回のゼミは、私のお気に入りの本の紹介と、河村さんのライフヒストリーインタビューの読み合わせを行いました。

 

私が今回ゼミで紹介した本は、

池田晶子『14歳からの哲学 考えるための教科書』(トランスビュー、2003年)です。

 

「哲学」と聞くと、なんだかややこしくて難しそうな感じがしますが、

本書では、難しそうな哲学の問題(自分とは何か、とか、心はどこにあるのか)を、中学生でもわかる言葉で書いてくださっています。

哲学の問題の「答え」を書いているわけではありませんが、考え方のヒントを得られる1冊になっているので、私は時間に余裕があるときにリラックスした状態で頭を整理しながら読むことが多いです。

 

本書の中で特に気に入っているのが、「言葉」という章です。

私たちは何か思ったり考えたりするときに、必ず「言葉」を使っていますよね。

普段何気なく使っている言葉について考える章なのですが、

最終的にこの章で伝えられている内容は、「言葉を大切にするということが、自分を大事にするということなんだ。なぜかというとモノではなくて言葉が世界を作っていて、その言葉を使っているのは自分だから、世界を作っているのは自分なんだよ。」

ということでした。

どの章も難しく、何度も考えたり他の人と会話をしながら理解を深めていきましたが、特に言葉の章は理解が深まった時に非常に衝撃を受けたことを覚えています。

人が言葉を使うことができる不思議、喜びを感じることができた瞬間でした。

興味のある方は是非読んでみてください。

 

本の紹介の後は、河村さんのライフヒストリーインタビューを読み、意見交換をしました。

インタビューの書き起こしや、インタビューを行った先生のプロフィールなどから、先生の人物像を深堀りすることができました。また、細かく資料を読み込むことで新たな疑問が生じたり作品のテーマが見えていくのが非常に面白かったです。

来週以降も他の方の読み合わせを行っていくので、より良い作品作りができるように積極的に意見交換をしていきたいと思います。

 

次回は眞野さんのインタビューを読みます。

どのような意見交換ができたのか、楽しみにお待ちください。

 

 

 


2023年 後期 第1回(初回)ゼミ

2023-09-28 20:31:53 | 日記

皆さん、こんばんは。

高井良ゼミの河村です。

さて、後期1回目のゼミを火曜日におこないました。

みんな、ゼミ合宿以来(今年は、ゼミ合宿を西武秩父でおこないました。)の再会です。

ゼミ生と高井良先生、とても元気でしたー

ゼミのはじめに、ゼミ生と高井良先生の夏休みの思い出について話しました。

皆さん、充実した夏休みを過ごしていたようです。

私の場合、ジブリ作品「君たちはどう生きるか」を映画館で見たり、サークル合宿で山梨に行ったり、競馬に行ったり、、、

とても楽しい夏休みを過ごしました。

その後、Starterを担当しました。

今回のお題は、”自分のお気に入りの本を紹介する”です。

私自身、高校生のころから坂本龍一さんが好きだったので、彼の自伝の本を2つ紹介しました。

1つは、「音楽を自由にする」(新潮文庫)です。

坂本龍一 『音楽は自由にする』 | 新潮社

この本は、坂本さんの誕生から今年3月末に亡くなるまでの人生を振り返る作品になっています。

私たちのゼミで学んでいることを踏まえれば、”坂本龍一のライフヒストリー”と言ったところでしょうか。

坂本さんがなぜ教員の道を選ばなかったのか、YMOが売れてからの坂本さんの思いなどを綴っています。

もう一つは、「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」(新潮社)です。

ぼくはあと何回、満月を見るだろう | 坂本 龍一 |本 | 通販 | Amazon

この本は、本業である”Ongaku”に焦点をあて、そこから人や自然との付き合い、さらに未来にウィングを広げた彼の遺言と言ってもいいかもしれません。

坂本さんは、2014年にガンが発覚して、自然と「死」との向き合い方を考えていたそうです。

皆さんも坂本さんの自伝をぜひ読んで見てください。


その後、後期のライフヒストリー作品の発表者や司会などを決めました。

なんと、私が、トップバッター。(笑)

まだ全然、書き起こしを終えていませんが、ここから頑張ることにしましょう。

 

少し、話が長くなりましたね。

来週の告知です。

来週のStarterは、小峰さんです。

そして、来週のメインは、私(河村)の自分史とテクスト(『複雑の教育論ー越境する教育』内田樹著)の輪読になります。

 

新型コロナとインフルエンザが再度蔓延してきました。

皆さんも体調に気をつけてお過ごしください。

それでは、また来週。


2023年度 高井良ゼミ第12回

2023-07-13 23:14:28 | 日記

皆さん、こんばんは。

高井良ゼミの河村です。

(ゼミブログの更新遅くなり大変申し訳ございませんー

さて、第12回ゼミは、皆さんの1週間から幕を開けました。

皆さん、充実した1週間を過ごされていました。

その後、Starterとして2つの新聞記事を紹介させていただきました。

どちらも教育学に関する内容です。

1つは、文科省の勤務実態調査で小学校教諭の64.5%、中学校教諭の77.1%が時間外勤務=残業をしていたという深刻な問題です。

2019年の給特法改正に伴い、時間外勤務の上限を月45時間とする指針を定めたにもかかわらず、未だに多くの教員が過酷な残業をおこなっています。

この記事を基にして、ゼミ生と高井良先生と共に議論をおこないました。

「残業」という概念について、ゼミ生1人1人が真剣に考えていました。

もう1つは、文科省が教員養成大学に小中高校長や現職教員を教授職として配置し、義務付ける方針を決めた記事です。

深刻化する教員のなり手不足の解消、若手の離職防止を目的としています。

私としては、就活で「福利厚生」を重視している学生が多いことを指摘しました。

そこで、教師にも「福利厚生」を充実させるとともに教師1人に対する負担を軽減するシステムをつくるべきであるという意見を出しました。

他のゼミ生からもいろいろな意見が出ました。また、高井良先生は、本学全学共通教育センター長・教授として働かれているので、現職教授からの観点としてとても興味深い意見が出ていました。

いずれにせよ、教師の働き方などは今後も注目されることでしょう

少し、話が長くなりました

次に、今年度新規生である眞野さんの自分史をゼミ生、高井良先生と読み合わせをしました。

テーマは、「自分のサッカー人生」

眞野さんは、ご両親の薦めでサッカーを始められたそうです。最初は全く興味が無かったそうです。

が、小学校3年生の運動会での出来事。

なんと、徒競走で1位になり、そこから自信がついたそうです。

小学校高学年から、サッカーに対する意識が変化しました。

その後、中学校では眞野さんにとって恩師となる先生からの言葉を受けて、自分を見つめなおすことに。

そして、その恩師の言葉を糧にして高校サッカーにも邁進し、大学でもサッカー部に所属することに。

その後、ゼミ生1人1人からコメントがあり、疑問点や質問については眞野さんからレスポンス(応答)がありました。

眞野さんという人物像を「サッカー人生」という観点から改めてじっくりと考察できました

さて、来週(一昨日)は、高井良先生がオススメする文献を使ってライフヒストリーの学びを深めます。

是非、お楽しみに!


第11回高井良ゼミ

2023-06-28 13:55:03 | 日記

こんにちは、高井良ゼミ3年の眞野です。

最近はグッと気温が上がりいよいよ夏到来を感じさせる日々です。体調にお気をつけください!

今回のゼミは

ゼミ生の1週間

Starter 

八代さんの自分史読み合わせ

です。

今回starter は自分でテーマは「いじめ」について取り上げました。

いじめというのはもう長いこと問題になっていて良くなるどころか年々いじめの件数が増えてきて中には自殺が起きてから、原因はいじめであった。というようなニュースも増えてきています。あるドラマで言っていた言葉が今回とても考えさせられることだなと思いました。それは「海外ではいじめてる側に問題があるからいじめてる側に心理カウンセラーをつけて治療をしている」ということです。日本では大抵いじめられてる側に心理カウンセラーをつけていますが、それはその場凌ぎの対策でしかないのかなと自分は思いました。皆さんも経験あるかと思いますが、中高でいじめに関するアンケートを書いたことあると思います。ですが、それを教室で行うというだけで誰かに見られているという感覚が付き纏いほんとは書きたいけど書けないということがあるように思えます。いじめを撲滅するにはもっと何か根本的になくせるような方法を見つけていくべきだなと思いました。

 

そして八代さんの自分史の読み合わせも行いました。

八代さんは幼少期から何度かダイエットをされているという話でした。自分も大学1年生の頃に一度だけダイエットを経験しましたが、ほんとにしんどく自分はこの人生で2度とダイエットをしないようにしようと思えるほどきつかったので何度も行える覚悟などとてもすごいなと思いました。それだけでなくありのままの自分を受け入れるという考えにいきついた八代さんはとても人として強く成長されたのだなと思いました。誰しも自分の理想像がある中で現在の自分を受け入れるのは無意識に拒んでいるのが現状だと思えます。それをダイエットの経験から学び、それを今の生活にも生かしている八代さんはこれからも壁があって成長し続ける人なのだなと思いました。

来週は眞野(私)の自分史の読み合わせを行います。

テーマは「サッカー人生」です。

親から半強制で始まったサッカー人生一度はとてものめり込みプロになってやるとまで意気込んでいましたが紆余曲折あり、今の自分の中での位置付けが定まりました。

まだはっきりと答えが出せているわけではありませんが今自分が思っていることなども書いたのでそこをしっかりと話せたらいいなと思います。