高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

10月15日

2015-10-23 15:46:00 | ゼミ日記
経営学部4年の石上博文です!
10月15日の報告をしたいと思います。


・show&tell

 「運動会の事故」「ネット高校」「主体的な学びが卒業後も自信に」点の教育記事を取り上げました。
 「運動会の事故」について、ムカデ競争がクラス全員で行う学校もあることを初めて知りました。私は4~6人組のムカデ競争しか経験がなく人数が多くなればなるほど歯止めが効かなくなり事故を起こすケースが増加すると思いました。
 「ネット高校」では、今のネット社会に対応した新しいカタチの高校が設置許可申請中という記事でした。ゼミでは賛否両論の意見がでて今後の動向に注目していきたいです。
 最後に「主体的な学びが卒業後も自信に」という記事で、最近の調査から大学で主体的に学んだ人ほど卒業後も自分の力に自信を持っている傾向があるといったことでした。「大学に関わらず、小学校・中学校・高校でも生徒参加型の主体的な授業を取り入れたい」という意見が出たりしました。近年話題になっているアクティブ・ラーニングなど教育の変革期が来ていると思うので、過去の授業スタイルに縛られず新しく評価されているものを取り組む勇気も必要だと感じました。


・「教師のライフストーリー~高校教師の中年期の危機と再生」


 今回は8章の東野聡先生(仮)のライフヒストリーの読み合わせを行いました。東野先生の教職人生一番のターニングポイントは長期研修の1年間であったと思います。この時ある学校に行き、教師の力だけでなく学校の力の大きさやグループやコの字型の机の配置が生み出す子供たちの学び合いの豊かさを実感して、今の東野先生の教職アイデンティティーが形成されていると感じました。教師が教育現場に入ると、授業準備以外にも部活指導、進路指導があり忙しく研修に行く機会が難しくなってくる現場があるだろうけれど、教師の仕事として一番大切なことは自らが学び続けることだと思います。特に学校現場にいて殻にこもってしまうことが多い教師にとって、研修や身近なサークル活動、趣味の世界など積極的に取り組むことが教師になってから重要だと思います。そのほかにも語りたいことが山ほどあるけれど、ブログなのでこの辺で‥。

番外として、鈴木君が今日のゼミで「学び」とは何なのか?という問いをだし、ゼミ生みんなの意見を聞くことができました。「教養」「趣味」「人の幸せに繋がる」「何かと出会うことで学び、学ぶ人は変わっていく」などの意見があり、(簡潔にまとめましたが‥)熱く語る時間がありました。どれも面白い考えで、人が集まることで多くの発想を共有でき学ぶことができることの一つが学校機関であると再確認しました。という素晴らしい時間を作ってくれた鈴木君が次のブログ更新の番です!よろしくお願いします!




10月18日

2015-10-08 20:00:00 | ゼミ日記
前期はゼミブログの更新が滞ってしまって申し訳ありません。
今日からゼミブログを継続していけるようにゼミ生全員で頑張っていけたらと思います!

本題に入ります。
本日のゼミ活動はShow&Tellと佐藤学さんの「専門家として教師を育てる-教師教育改革のグランドデザイン-」の読み合せをしました。

初めにShow&Tellから。
後期は新聞記事を探してきて発表するということで、僕が気になった9月25日の東京新聞の記事について発表しました。内容は公立小中学校の教職員の勤務実態に関する調査で、教諭は1日12時間前後も学校にいるということが判明し、自宅に持ち帰る仕事も1時間半あり、特に子育て世代の教諭らの仕事と育児の両立の難しさを訴えているものです。
教師は仕事量が多いことは教育実習で改めて知りました。しかしこのような現状だとは思わなかったです。やはり育児は大切ですし我が子はかわいいです。ですが仕事に追われて育児ができなくなることは良くないと思います。こうした現状の中で、国として何らかの政策を講じることを僕は期待します。

次に佐藤学さんの「専門家として教師を育てる-教師教育改革のグランドデザイン-」の読み合せについてです。難しい本でしたがなんとか読み切ることができました。読んでみて教師教育の課題や学び合いの大切さを知ることができました。また校内研修における課題がいくつかありましたがどれも共感できるものでした。しかし改善するには時間がかかるものだと感じました。
全体を通してやはり教育に関する問題は深刻であると考えられます。僕は個人的に教育制度を見直していくことで現状は変わると思いますし、そうもしていかないと変えていくことは難しいと感じました。

今回はとても内容の濃いゼミでした。その反面得ることも多かったと感じます。
これから教育に携わっていくことになると思うのでこういった本を読むことができてよかったと思います。

次回は石上君です。よろしくお願いします。