高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

第6回高井良ゼミ

2022-05-30 23:07:52 | ゼミ日記

皆さんこんにちは。今年度より高井良ゼミに参加させていただくことになりました、経営学部3年の矢口です。初めはゼミに参加する意思はなかったのですが、高井良先生からの招待を受け、ゼミメンバーになりました。そのおかげで、毎週楽しくゼミに参加しています。新人なのでわからないことも多いですが、一所懸命に頑張っていきます。1年間よろしくお願い致します。

 

 

 早速ですが、今回のStarterでは先週と同じく「自分のお気に入りのものから自分を語る」という題材で、私は、高校時代から愛用している電卓と、高校で使用していた名刺入れについて紹介しました。

電卓は、高校生になってから初めてといっていいほど、それまで真剣に使ったことはありませんでした。しかし、高校入学後に今後一緒に頑張る仲間として購入し、初めは速度も丁寧さもなく、見ながら押すのが精一杯でしたが、周りのみんなと徐々に成長し、より複雑な計算を行えるようになっていきました。高校3年間の間柄で終わらず、今でも相棒として私の隣にあります。そして、夢である教員になった際も、私を支えてくれる一生の相棒になると思います。目に見える形で成長を表してくれた電卓は、私が簿記を続けられる影の立役者であったと思います。

名刺入れは、私の高校で行っていた特別科目で使用していました。そこでは、オンラインショッピングモールを運営するため、実際に地域の企業で働く人たちと名刺を交換し、営業を行っていました。入ったころは、薄いきれいな名刺入れでしたが、卒業するころには、パンパンに膨れ上がり、折り目がすこし破け始めてしまうほど重宝しました。この二つは、私が高校で頑張った証でもあり、このような体験が、私が教員を志すきっかけの一つにもつながっています。そんな、思い出を紹介させいただきました。

 

 

Starterの後は、高井良先生の自分史を読みました。

先生の自分史はまるで昨日のことのように鮮明に描かれている作品でした。ページ数にしてなんと20枚!しかもこれが高校1年生の話であることにさらに驚きました。そんな先生の自分史では、今の先生からは想像できないような学生生活や恋愛などが盛りだくさんで読みごたえがある一方で、先生の「負けず嫌い」なところや「やる気スイッチ」を発見し、非常に盛り上がりました。

 

その後は、テキスト輪読(第二章)を行いました。今回の輪読も各々感じる部分や、興味を持った部分があり、河村君の問題提起からより深い学習になりました。現在の教育の在り方と、それぞれの人が持っている希望的教育の在り方は一致することは難しく、いまだに存在しない理想的な教育を常に欲望する形で依存している私たちはどうすればよいのか。生徒として、教員を志すものとして、また社会の一員として、国民として考えていく必要があります。第三章以降の輪読も興味深くなる、そんなディスカッションでした。

 

次回のゼミは5月31日(火)ですが、なんとゼミ幹事の三木さんと、ゼミ先輩である尾口さんが教育実習中です!いち早く生徒の前に立ち、授業を行う先輩方の成功と深い学習の実現に向けての応援を心の中で送りながら、負けじとゼミも頑張っていきます!

Starterは荒木さんです。来週もいいゼミに!それでは、また来週!


第5回高井良ゼミ

2022-05-23 13:16:34 | ゼミ日記

皆さん、こんにちは!今回のブログの担当は経営学部4年の尾口です。新メンバーということで、分からないことばかりですが、分からないを大切にしながら毎回の時間を深い学びにしていきたいと思います。1年間宜しくお願い致します。

本日のゼミは、大平さんがお休みだったため、計6名での参加になりました。

(小金井公園で行われたピクニックの話🍣を聞いてお腹が空いてしまったここだけの話)

Starterでは、先週に引き続き「自分のお気に入りの物から自分を語る」というお題で、小学生の時に通っていたそろばん塾で使ったそろばんを紹介しました。

そろばん塾は私にとって初めて通った塾であり、最後に通った塾です。小学生のことなので記憶が曖昧ですが、ノルマを達したときにもらえる景品を目指して頑張っていたのを覚えています。検定に合格したらシールをもらえるのですが、それを自分のそろばんに張った後、家族や友達に自慢していました。色々とエピソードがありますが、今回紹介した理由は2つあります。

1つ目がそろばんを通して勉強って意外と面白いじゃんと気づけたことです。紹介されて入ったそろばん塾でしたが、入って数か月もすると自分から率先して学び続けていました。

2つ目は小学校3年生で行うそろばんの授業で、友達に分からない部分を教えた時に「分かりやすい!」と言ってもらえたことです。私が教師を目指したきっかけはここかもしれません。

 

Starterの後は河村さんの作品を読みました。

河村さんが紹介された先生は生徒からの信頼が厚く、また先生も生徒を信頼されていたのだろうと読んでいて感じました。芸術家気質である先生と、その影響を受けた河村さんの作品はオリジナリティ溢れるユニークな世界観が特徴的ですが、読者を中に引き込ませる力もあり、読んでいて飽きなかったです。また先生の「キャラは変えなくていい」という一言に一瞬、私の肩の荷が落ちたような気がしました。教育実習に活かします。

 

先週休まれていた三木さんと荒木さんの研究計画の発表を行いました。

三木さんは「ICT教育がもたらす教師の役割の変容と課題-----中等教育を視座に」ついて研究されます。5月の終わりから教育実習がありますので、そこでの経験や課題、そして既存のデータ(ICT教育を導入している先生方の学習指導案や研究授業)を基に研究できれば確実に面白いものになると思います。私も教育実習生なので一緒に頑張りましょう!

荒木さんは中学校時代の理科の先生へのインタビューをされます。「すごい!」と何度も言ってしまうほど、印象深く、頼りがいのある先生なんだと計画書を読んで感じました。荒木さんの中学時代の記憶を基に先生について深堀できれば荒木さんの人柄溢れる作品を作れると思います。

 

全員で議論をすると話が膨らんできてしまうので今回も6時限目到達…...先週に引き続きカンファレンスは持ち越しです。これほど熱くなれる仲間はこの時代では貴重だと私自身感じております。

貴重な環境に甘えず、もっと前のめりで!

 

次回のゼミは5/24(火)で、Starterは矢口くんです。

頑張りすぎない程度に頑張りましょう!


第4回 高井良ゼミ

2022-05-18 12:31:00 | ゼミ日記

皆さんこんにちは。昨年に引き続き高井良ゼミに参加させていただくことになりました、経営学部4年の大平です。教師希望ではない私ですが、今年もゼミメンバーと深い学びの時間を作っていけたらなと思います。1年間よろしくお願い致します。

本日のゼミは、三木さんと荒木さんがお休みだったため、計5名でのゼミとなりました。


人数が少なく、少し寂しかったです。

Starterでは、先週に引き続き「自分のお気に入りの物から自分を語る」というお題で、高校生のときにしていたディズニーストアでのアルバイトでの成果・いただいた賞について紹介しました。


自分で言うのも変かもしれませんが、それまでは器用貧乏のような感じで、ある程度のことはできる、という自信しかなかった私ですが、自分がきちんと努力した結果をちゃんと評価してもらえる環境で、最年少という立場でたくさんの賞をいただき、それが自分の自信にとても強く繋がりました。

Starterの後は、個人の研究計画の発表を行いました。先に感想から言うと、今年もすごいものができるんだろうなと思いました。

河村さんはインタビュー内容に暴力やいじめ等の教育問題を結びつけるという具体的な構想まで見据えていて、とても厚みのある作品になる予感がするような発表でした。発表だけでなく、高井良先生もゼミメンバーも教育問題について熱く語り合う時間にもなりました。

大平は、教師ではない憧れている人へのインタビューを教育的な観点から作品にするという案を提出させていただきました。教師という名前でないだけで、教育者と分類していいのではないか、別の角度から考えられる作品にできると思う等、ゼミメンバーからもらった言葉は少し自信に繋がりました。

矢口さんは、3年間同じクラスで時間を共にするという運命のような先生へのインタビューで、商業科目ならではの内容や作品作りに期待が高まる発表でした。商業高校ならではの、資格試験重視の授業や学校の環境などの特色から、また違った色が出てくるのではないかと思います。

尾口さんは、教師でありお母様である方の作品を作っていくと発表されました。ライフヒストリーに最も適している人物だと言えるのではないでしょうか。尾口さん自身の経験や想いをふんだんに取り入れた作品をとても楽しみにしています。

それぞれの作品についての意見やそれに関する教育についての議論はとても活発に行われ、2人欠席なのにも関わらず、カンファレンスができる時間は余っていなく、ゼミの終了時刻を過ぎても話が続いている、そんな日でした。高井良ゼミらしいですね。

次回のゼミは来週の5/17(火)で、Starterは尾口さんです。

来週もいいゼミになりますように!