皆さんこんにちは。今年度より高井良ゼミに参加させていただくことになりました、経営学部3年の矢口です。初めはゼミに参加する意思はなかったのですが、高井良先生からの招待を受け、ゼミメンバーになりました。そのおかげで、毎週楽しくゼミに参加しています。新人なのでわからないことも多いですが、一所懸命に頑張っていきます。1年間よろしくお願い致します。
早速ですが、今回のStarterでは先週と同じく「自分のお気に入りのものから自分を語る」という題材で、私は、高校時代から愛用している電卓と、高校で使用していた名刺入れについて紹介しました。
電卓は、高校生になってから初めてといっていいほど、それまで真剣に使ったことはありませんでした。しかし、高校入学後に今後一緒に頑張る仲間として購入し、初めは速度も丁寧さもなく、見ながら押すのが精一杯でしたが、周りのみんなと徐々に成長し、より複雑な計算を行えるようになっていきました。高校3年間の間柄で終わらず、今でも相棒として私の隣にあります。そして、夢である教員になった際も、私を支えてくれる一生の相棒になると思います。目に見える形で成長を表してくれた電卓は、私が簿記を続けられる影の立役者であったと思います。
名刺入れは、私の高校で行っていた特別科目で使用していました。そこでは、オンラインショッピングモールを運営するため、実際に地域の企業で働く人たちと名刺を交換し、営業を行っていました。入ったころは、薄いきれいな名刺入れでしたが、卒業するころには、パンパンに膨れ上がり、折り目がすこし破け始めてしまうほど重宝しました。この二つは、私が高校で頑張った証でもあり、このような体験が、私が教員を志すきっかけの一つにもつながっています。そんな、思い出を紹介させいただきました。
Starterの後は、高井良先生の自分史を読みました。
先生の自分史はまるで昨日のことのように鮮明に描かれている作品でした。ページ数にしてなんと20枚!しかもこれが高校1年生の話であることにさらに驚きました。そんな先生の自分史では、今の先生からは想像できないような学生生活や恋愛などが盛りだくさんで読みごたえがある一方で、先生の「負けず嫌い」なところや「やる気スイッチ」を発見し、非常に盛り上がりました。
その後は、テキスト輪読(第二章)を行いました。今回の輪読も各々感じる部分や、興味を持った部分があり、河村君の問題提起からより深い学習になりました。現在の教育の在り方と、それぞれの人が持っている希望的教育の在り方は一致することは難しく、いまだに存在しない理想的な教育を常に欲望する形で依存している私たちはどうすればよいのか。生徒として、教員を志すものとして、また社会の一員として、国民として考えていく必要があります。第三章以降の輪読も興味深くなる、そんなディスカッションでした。
次回のゼミは5月31日(火)ですが、なんとゼミ幹事の三木さんと、ゼミ先輩である尾口さんが教育実習中です!いち早く生徒の前に立ち、授業を行う先輩方の成功と深い学習の実現に向けての応援を心の中で送りながら、負けじとゼミも頑張っていきます!
Starterは荒木さんです。来週もいいゼミに!それでは、また来週!