高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

第3回高井良ゼミ

2021-10-23 10:07:00 | ゼミ日記
みなさん、こんにちは👏
高井良ゼミメンバーの河村です。
10月後半から寒波の影響で一層と寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。私自身、毎日大学に通学する際に朝寒い中を自転車で滑走している(たまに、歩いて登校してます。)ためそれで風邪をひいてしまい、このブログを書いている日はあったかいお茶を飲みながらゆっくりと過ごしております。

さて、第3回高井良ゼミはStarterである中島さんがお休みだったため1週間のできごとからゼミ開始となりました。みなさん、より充実した1週間を過ごされていました。私の場合は、最近自分の時間(My time)を取れていなかったので日曜日に無印良品に行きました!私自身、シンブルな設計の洋服が好きなので自分のお気に入りにあった洋服がたくさんあり大量購入しました。段々と、寒くなっているのでこの日に購入したことは本当に良かったと思います。1週間のできごとは、みなさん(私も含む)盛り上がり結局20分間使用してしまいました。
盛り上がりが終焉した後には、前々回から購読している『学びの心理学』というテキストをもとにして高井良先生とゼミメンバーとともに第5章「学びのシステムとしての授業」と第8章「授業研究は、いま」について考えました。
最初に、第5章「協働で学びあう関係づくり」のコメンテーターは三木さんが担当されました。三木さんのレジュメは、とても見やすく要約を三木さんなりにアレンジされていました。そのレジュメを参考にして、協働学習を効果的にするためにはどのようなことを導入すべきであるのか、そして教師はどのようなアプローチをおこなうべきなのかについてディスカッションしました。また、第8章「教師の生涯発達と授業づくり」ではコメンテーターとして大平さんが担当しました。教師の生涯発達は、経験と共に成長し熟達していくと捉える“成長・熟達モデル”、獲得すると喪失していく“獲得・喪失両義性モデル”、節目となる様々な発達課題や危機を乗り越えながら変容していく“人生の危機的移行モデル”、学びの共同体に教師として参加しコミュニティの枠組みに新参者から古参者が集う“共同体への参加モデル”の4モデルが存在します。このモデルについて、ゼミメンバーがどのように考えているのかを意見を出し合いながら、2つの問題提起を主張し合いました。みなさん、一人ひとりの意見についてエビデンスをつけながら発表し合ったので、教師と今の自分を照らし合わせながら学びの面白さを共有できました。

最後に、来週のStarterは再度、私河村となります。Starterのテーマは、「自分のライフデザインを語る」になります。なお、来週木曜日は東京経済大学の文化祭にあたる“葵祭”の影響で休講となるため高井良ゼミもお休みとなります。ですので、再びゼミメンバーと集うのは再来週木曜日、11月4日になります!東京都は、新型コロナウィルス感染症の新規感染者数が減少して段々と日常生活に戻ってまいりました。さらに、オンラインでは味わうことができない対面での良さも学びの面で発揮できてきました。
寒くなってきているので、体調にお気を付けて再来週またお会いしましょう♪

2021年度後期 第3回ゼミ

2021-10-19 15:00:00 | ゼミ日記
こんにちは。経営学部3年の大平です。
先日ゼミ内でもお話ししましたが、私は教職課程を辞退し別の道を歩んでいくことを決めました。ですが、この高井良ゼミで学ぶことや得られるものは私にとって非常に大きく、これからもいろんな刺激をもらいながら楽しく活動していけたらなと思っています。よろしくお願いいたします。

さて、第3回からはオンラインから対面へと場所が移り、いつもの教室でみんなで集まりゼミの時間を過ごしました。授業に限らずオンラインと対面ではやはり色々と違いがありますし、対面でみなさんと学べることはとても嬉しかったのですが、高井良先生の「久しぶりに会うような感じがしませんね」というのにも納得してしまいました。

今回のゼミのStarterを大平が務めさせていただきました。テーマが「ある本を用いて教師の楽しさを語る」ということで、紹介したのが湊かなえさんの『高校入試』です。めちゃくちゃ推理小説なんですが、教師の楽しさや輝きがすごく伝わってくるシーンを読み上げる形で紹介しました。あの中でもさらっとしか出てこないのですが、本屋でのシーンが私はとても好きです。生徒の興味関心があるもののリサーチを周りの目も気にせずごく自然にやっている様子や、部活動によって自然と鍛えられた身体が、感覚的な話にはなりますが、すごく素敵だなと思えたんです。ネタバレにならないようお話ししたのですが、他にもたくさんの教師が出てきて、それぞれいろんな価値観を持っていてすごく読んでいておもしろい作品だと思いますので、皆さんにぜひ読んでいただきたいです。

Starter終了後、前回に引き続き文献購読に入ります。今回は第3章の「教室における対話」と、第4章の「教材からのたしかな学習」に取り組みました。

第3章のコメンテーターは中島さんでした。教室内での対話とは、ただ教師と生徒が交互に話すことではなく、生徒側が聴く姿勢になり教師が授業を行う環境ができていることだと思いました。自己内会話をしている生徒もいることへの配慮や、本当の質問が出てくることが、生徒の良い学びに繋がる授業をつくるポイントだと思います。問題提起として「いつも聞く上で意識していることは何かという質問があり、相槌を打つことという意見が三木さんから出ていたのですが、私も小学生の頃母に「相槌を打ちながら授業を聞きなさい」という風に教えられ、それから半分癖のようになっていて、相槌を打って聞いていると先生がよく見てくれる、というのにとても共感しました(笑)私が首をかしげたらより詳しく説明してくれたりして、おもしろいなあと思いながら見ていたのを思い出しました。話す側より聞く側が重要である上で、どうしても授業では話す側にまわることが多い教師の立場から、どのように聞く授業をつくれるかを考えていきたいです。

第4章のコメンテーターは河村さんでした。テキストおもしろい派とおもしろくない派に分かれていて、生徒によって考え方感じ方も人それぞれなんだろうなと思いました。テキストが魅力的に見える理解を生徒が持てる授業というのも必要なのかもしれません。高井良先生が「世界との接点」という表現をされていましたが、まさにその通りだと思います。私も授業の時間はその教科の世界に触れる、であったり、世界に入る、というようなイメージだったので、とてもしっくりきました。学びとは刺激を受けるということでもあると思うので、いろいろな刺激を取り入れるという意味でも、教材と言う意味ではいろんなものを多用していくこともいいことだと感じました。授業アイデアについての質問では、社会科や簿記の授業ではロールプレイを取り入れる案や、英語の授業で歌を歌うなどの案がでました。これも世界に触れる、世界に入ることそのままのような気がします。

次回のStarterは中島さんです。テーマが変わり、「これからの人生のデザインを語る」になります。中島さんのこのテーマのStarterは個人的にとても楽しみです。また、文献購読の続きはコメンテーターとして、第5章を三木さんが担当し、第8章を大平が担当します。司会は河村さんです。よろしくお願いいたします。村松さんが次回からしばらくいらっしゃらないので少し寂しいですが、教育実習のお土産話を楽しみにしています。
緊急事態宣言も解除されましたが、みなさん引き続きお体に気を付けてお過ごしください。

第2回ゼミ

2021-10-09 10:17:00 | ゼミ日記
みなさん、お久しぶりです。bye
現代法学部2年で高井良ゼミメンバーの河村です。
いかがお過ごしでしょうか。

さて、第2回高井良ゼミは2021年の大学の方針で緊急事態措置解除後1週間はオンライン授業を継続するという方針ですのでZoomミーティングを用いたリアルタイム配信ゼミを開催しました。

授業開始10分を使用して、「ある本を用いて教師の仕事の楽しさを語る」というテーマで紹介しました。私が紹介した本は、吹奏楽部作家として人気を博しているオザワ部長さんが執筆した『吹部ノート』です。この本は、私が中学校3年生の夏に母が書店で購入してきてくれたことがキッカケで、最初はあまり興味はなかったのですが、いざ見てみるとやはりおもしろい。その当時、吹奏楽部の部員だったので馴染み深く、本の面白さに浸っていました。
この本を通して学校現場で働いている先生は、顧問に就くのが慣例的になっており、夜遅くまで残業することが社会的な問題となっています。私もこの問題提起をしましたが、やはり部活動の顧問としてのやりがいがあるのではないかと感じており、ゼミメンバーの意見も同様でありました。

その次には、『学びの心理学」というテキストを購読してゼミメンバー+高井良先生とともに第1章「学びのシステムとしての授業」と第2章「授業研究は、いま」について考えました。
最初に、第1章「学びのシステムとしての授業」のコメンテーターは高井良先生が担当されました。高井良先生の要約紹介を参考にして、授業の質を捉える点として、「居場所感」と「夢中・没頭」という2つの基軸が必要で、子どもたち同士で「学び」の世界に入ることが大切であると思いました。また、第2章「授業研究は、いま」ではコメンテーターとして中島さんが担当しました。中島さんの要約紹介を参考にして、問題提起の2つ目の設問では典型的な授業研究は、授業計画―研究授業実施―授業検討―授業記録作成ですが私はあえて「研究授業実施ー授業検討」の間に同じ教科の先生と別の教科の先生に意見を聞いてみるという提案をさせていただきました。やはり、同じ教科の先生と別の教科の先生の捉え方は異なっていると考え、多面的な視点から考えることが重要であると考えました。

最後に、来週のスターターは大平さんです。よろしくお願いいたします。
また、緊急事態宣言も解除され東京都の新規感染者数も大幅に減少したことから来週からはF304教室での対面ゼミとなります。約3ヶ月ぶりの対面でみなさんと会えることが楽しみです!
最近ニュース報道で「第6波」が来るとしきりに言われています。いつ来るか分かりませんが、それまでみなさんと対面で深く学びたいとおもいます!