皆さん、こんにちは!
2011年1月13日のゼミの報告です。
本来ならば、この日は、ライフヒストリーの作品発表が二本あったはずですが、作品が仕上がらず、作品なしでのゼミとなりました。
こんなことならば、ぜひともゲストとしてお呼びしたかった川嶋先生を呼べたのにと思いつつ、ちょうど成人式を迎えた人たちも多かったので、特別企画「大人になるのはいつ?」という授業を行いました。
年金を払い始めるとき、というような意表をつく答えもありました。私の時代には、大学生が年金を払わなくてはならないということはなかったのですが、今は20歳になれば、年金を払わなくてはならないのですね。
結婚して子どもができた時、仕事に就いた時、家庭をもち守るべきものができた時、など、なるほどと思わせるものが出てきました。
そのなかでも、しみじみとさせられたのが、「親を看取ったとき、人は最終的に大人になる」という意見でした。こう話してくれたIさんは四世代家族で生まれ育っています。日常のなかにあるさまざまな世代が交流する姿から、このような見識を自然と身につけたのでしょうか。
感銘を受けました。
このあと、現代の日本において大人になることの難しさを分析した内田樹の文章を読み、立花隆編の『二十歳のころ』をひさびさに読み直して、ゼミは終わりました。
多様な立場にある人たちが学び合うところに、大学のよさがあると思うので、これからもさまざまな経験をもった人たちが集っていける広場に、このゼミがなっていけたら、と思います。
それでは今年のゼミもあと一回で終わりです。
作品づくり、諦めないでがんばりましょう!
from たかいら
2011年1月13日のゼミの報告です。
本来ならば、この日は、ライフヒストリーの作品発表が二本あったはずですが、作品が仕上がらず、作品なしでのゼミとなりました。
こんなことならば、ぜひともゲストとしてお呼びしたかった川嶋先生を呼べたのにと思いつつ、ちょうど成人式を迎えた人たちも多かったので、特別企画「大人になるのはいつ?」という授業を行いました。
年金を払い始めるとき、というような意表をつく答えもありました。私の時代には、大学生が年金を払わなくてはならないということはなかったのですが、今は20歳になれば、年金を払わなくてはならないのですね。
結婚して子どもができた時、仕事に就いた時、家庭をもち守るべきものができた時、など、なるほどと思わせるものが出てきました。
そのなかでも、しみじみとさせられたのが、「親を看取ったとき、人は最終的に大人になる」という意見でした。こう話してくれたIさんは四世代家族で生まれ育っています。日常のなかにあるさまざまな世代が交流する姿から、このような見識を自然と身につけたのでしょうか。
感銘を受けました。
このあと、現代の日本において大人になることの難しさを分析した内田樹の文章を読み、立花隆編の『二十歳のころ』をひさびさに読み直して、ゼミは終わりました。
多様な立場にある人たちが学び合うところに、大学のよさがあると思うので、これからもさまざまな経験をもった人たちが集っていける広場に、このゼミがなっていけたら、と思います。
それでは今年のゼミもあと一回で終わりです。
作品づくり、諦めないでがんばりましょう!
from たかいら