高井良ゼミナール

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2013年度最終ゼミの報告

2014-02-07 08:34:00 | ゼミ日記
 こんにちは!

 2014年が幕を開けて、1月にゼミが二回開催されて、2013年度のゼミナールが終了しました。まだ、作品の最終仕上げと編集、製本作業が残っていますが、ここまでゼミ生の皆さんとともに学び続けることができたことを、有り難く思っています。今年度はシンガポール研修旅行にもチャレンジし、外国の教育からも学び、国際的な視点を身につけたことで、日本の教育を相対化する視座も育っていったように思います。そのようなこともあり、最終回のゼミでは、私のShow&Tellで大学時代に経験した旅について紹介しました。私は大学時代、休みになると一人旅に出かけていました。少し紹介しますと、1年の夏は東京から新潟県に出て、そこからずっと日本海に沿って福岡県まで各駅停車の旅をしましたmetro。1年の冬は東京から福岡(大牟田)まで青春18切符で各駅停車に揺られて帰省しましたcamera。2年の夏は北海道を自転車で旅し、毎日寒い雨のなかを走りましたrain、2年の冬は再び東京から大牟田まで青春18切符で帰りました(この時は総勢10人の賑やかな旅でしたが、最後は一人でした)item9。そして、3年の夏にはじめての海外旅行で、韓国を半月かけて放浪しましたboy。下関まで鉄道で行き、そこから関釜連絡船で、釜山に上陸したのです(ゴムボートではありません、念のため)。shipいつものように行き当たりばったりで、一泊目のホテルの予約もしておらず、帰りのチケットももっていないという状態でしたが、韓国でいろんな人たちと出会い、その人情に助けられて、一人旅なのにいつも一人でないような不思議な時間を過ごしましたbeauty。そのときの経験から、人と人との結びつきに国境は関係ないという確信が自分のなかに芽生え、今も根強くあります。若い人たちにもネットなどの先入観で互いに垣根をつくるのではなく、直接に出会って、同じこの時代を生きている人間の温かさとぬくもりを肌と心で感じてほしいと思っています。
 さて、ゼミのメインディッシュですが、木村さん、石上さん、小高さんのライフヒストリーの作品の読み合わせを行いました。優しく柔らかい文体が特徴の木村さん、本質にすっと深く入るセンスをもつ石上さん、さすがは二年目のしっかりした文章が書ける小高さん、三者三様に味わい深さがあって、完成が楽しみな作品ばかりでした。今日が最後のゼミになる4年生の司会もとても良かったです。ゼミの最後に4年生3名からの大学生活を振り返ってのお話があり、しみじみとした気持ちになりました。これまでのゼミ活動への貢献に感謝するとともに、これからの活躍を大いに楽しみにしています。恒例の写真撮影をして、今日でお別れとなりました。
 が、まだゼミの作品提出、そして追いコンが残っています。ゼミの一年間、最後まできちんとやりとげて、ここが充実した学びの時間であり、場所だったという思いをみんなで共有できるように、もう一踏ん張りがんばっていきましょう。皆さん、ここまでお疲れさまでした。そして、納得のいく作品を待っています!pencil