皆さん、こんにちは!
今朝の東京は、朝は雨が残っていましたが、今はうっすらと晴れ間も見えています。
11月も今日でおしまい、明日からは師走ですね。ところで、ゼミ合宿の日本平、絶景でした!
あれからもう3ヶ月、光陰矢のごとし、とは、まさにこのことですが、11月最後のゼミ、金子奨先生にゲストとしてお越しいただきました。
今回のメインになったのは、センター試験の日本史の問題と、共通テストの日本史の試行問題を、実際に解いてみて、比較考察を行うというものでした。
グループ・ワークでの議論が興味深かったです。聞こえてきたコメントを紹介します。
① センター試験の問題は、知識の暗記で対応できるが、共通テストの問題は、資料を読み取る能力が問われている。
② センター試験の問題は、知的探究の結果を問うているが、共通テストの問題は、知的探究の過程を追体験させようとしている。
③ センター試験の問題を正確に解くためには、日本史の出来事、流れ、バックグラウンドについての厚みのある知識が求められるが、共通テストの問題を解くためには、日本史の知識をさほど必要としない。
どのコメントも、ある側面を的確についています。
このように多様で、多層な意見が響き合い、自分自身の考えを深めていくところに、学びの醍醐味があるのですね。
金子奨先生の授業デザインの着想から、いろんなことを学ばせていただきました。
今年も素敵な授業をありがとうございました!
来週は、尾口さんと河村さんの作品読み合わせです。
またお会いしましょう!