高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

第12回ゼミ日記

2022-07-19 22:14:03 | 日記

 

皆さん、こんにちは!高井良ゼミ3年の矢口です。

早くも前期の終わりが迫ってきてしまいました。時が過ぎるのはあっという間です。ついこの間3年生が始まったと思いきや、もう期末課題と定期試験が目前に…… ラストスパート、頑張ります!

 

今回のstarterでは、学習用タブレットに「AI搭載の教材」を導入した学校についての新聞記事を紹介しました。いつの間にか多くの学校でタブレット端末が既に使用されており、なおかつAIが導入されている現実があります。現職の先生方はどのような形で学習用タブレットを用いているのでしょうか。ゼミ生内では、様々な視点から議論が生まれました。「AIがサポートしてくれる授業ではなく、AIメインの授業になってしまっているのではないか」「AI等のICTを使いこなすことから、使われているようになってしまっているのではないか」といった活用の仕方についての議題や、「AIにできないことを解決できる力が求められていくような中、AIができることをAIに教わっていることの違和感」「授業時間に計算ドリルを行っていることとの違い」「プログラミング教育とった創造力が求められるようになっている中で創造性のない活用方法」「レールの上をいかに速く走れるかが伸び、レールを外れた学習・レールを新たに作るような学習にはならないのではないか」といった、AIの活用そのものについて懐疑的な意見も出ました。教師としてどのようにICTを活用するのかが、新たに教師の力を図る指標になるのかもしれません。

 

次に、私の自分史の読み合わせを行いました。私の自分史は高校時代の生活を簡略化したもので、短いながらも詰め込んだものでした。コメンテーターの河村君は、私と一緒にバカ騒ぎしてくれた友達を”マブダチ”と表現してくれて、非常に鋭く、的確な資料を作成してくれました。今まで自分史を書くことはあっても、他人に読んでもらうことはなく、感想や質問も受けたことがなかったため、うれしくもあり恥ずかしくもある体験でした。

そして、久しぶりにカンファレンスの続きを行いました。そのため、今回も授業時間をフルに活用した濃密な時間でした。

 

次回は前期最後のゼミです。荒木さんのstarterから始まり、三木さんと尾口さんの自分史の読み合わせ、そしてライフヒストリーに向けて、研究計画書の検討があります。最後にふさわしいと思えるくらい”濃い”時間になりそうです。最後まで走り切れるよう頑張ります!

余談ですが、ゼミ終了後、三木さんと夜ご飯を食べに行きました。焼きチーズ野菜スープカレー、とても美味しかったです!ぜひ皆さんにもそのおいしさを感じてほしいため写真を撮ってきました!

お腹、空いてきましたか?


第11回ゼミ日記

2022-07-06 11:09:09 | 日記

皆さま、ご無沙汰しております!

高井良ゼミの高井良です。

いよいよ今回のゼミから7月に入りました。

いつもはまだ東京は梅雨の季節ですが、今年は記録的な早い梅雨明けのあと、

猛暑日が続いたり、季節外れの台風が上陸したり、大変ですね!

そのようななか、ゼミ生はそれぞれに大学生としての充実した日々を過ごしている

様子で、その豊かな生活から私も学ばなくては、と思わされました。

そして、新聞記事では、「子どもの学習履歴」をデータとして蓄積、活用すること

の是非についてディスカッションしました。

保健室に行くことがカウントされて、記録されるとしたら、生徒が保健室に行かなく

なるのではないか、とか、苦手科目や苦手分野など、マイナスの部分に光が当たり、

長所を伸ばすことにつながらないのではないか、とか、情報漏洩の危険性がある

のではないか、など、重要な論点が提出されました。

個人情報を満載したデータは、用いる人々が十分な見識、倫理をもっていなければ、

危険極まりないものになりかねません。また、子どもは成長するものであり、

変わるものです。小学校のときの欠席回数や学業成績が一生ついてまわったら、

いつまでも過去に引きずられて、未来を創ることが妨げられます。

今の学校教育の最も大きな課題は、データが足りないことではなく、教師があまりにも

多忙であるため、子どもたち一人ひとりをしっかりケアできていないところにあります。

データにお金をかける以前に、子どもたち一人ひとりをしっかり観ることが

できるように、教師にお金と資源をかけてほしいと切に願っています。

続いて、自分史の読み合わせを行いました。荒木さんと大平さんの自分史は、

どちらも読み応えがあり、今の時代の思春期の大変さと、そのなかで何かしら

自分のよりどころをもつことの大切さを教えてくれるものでした。

挫折を次の成長につなげていく力は、誰もが見習わなくてはなりません。

二人にはきっといい未来が待っているだろうなと確信できるライフストーリーで、

ゼミ生一同、しみじみとした温かい学びの時間を過ごすことができました。

荒木さん、大平さん、そしてコメンテーターの大平さん、三木さん、

ありがとうございました!

それでは、来週は、新人ながらコメントのスペシャリストの矢口さんの登場です。

皆さん、お楽しみに!


第10回 高井良ゼミ

2022-07-03 23:25:56 | 日記

皆様、こんにちは!

三木です!猛暑日が続き、夏バテしてしまいそうです(>_<)
すぐに教員採用試験を控えているのでそんなことは言っていられません!
たくさん美味しいものを食べて力をつけて毎日勉強を頑張っております。



今回のstarterとして私は、「社会人の学び直し」についての新聞記事を紹介しました。
政府は人生100年時代を見据えて、教育と就労を繰り返す「リカレント教育」を推進しています。リカレント教育とは、社会人をしながら大学院に進学したり、勉強サークルなどに加入するなどして学び直しをすることを言います。社会人の学び直しは、知識を蓄えるだけでなく、多くの人との出会いがあり、新しい気づきや発見を得るきっかけとなります。そうしたことから生涯教育は今、注目されているジャンルの1つだそうです。

しかし、日本のリカレント教育は、世界的に見ても驚くほどに低水準です。大人が学ぶ姿を見せなければ、子供たちも学ぼうという意識にはならないですよね。私は常に学び続ける教師を目指し、頑張っていきたいと思います。


次に、河村くんの自分史の読み合わせを行いました。河村くんは自身の恋愛をテーマに自分史をまとめて来てくれました。彼はとてもミステリアスで不思議な雰囲気を醸し出していますが、本作の内容からは河村くんのお茶目な部分や大胆な一面が垣間見れて非常に興味深いものでした。より河村くんという人間がおもしろいと思える作品です。

荒木さんの自分史も読み合わせる予定でしたが、恋バナが盛り上がってしまいゼミの時間はタイムオーバーとなってしまいました!

 

次回は荒木さん、大平さん、矢口くんの自分史の読み合わせを予定しております。暑い日が続きますが、みなさんお体にはご自愛くださいませ!では、また来週。