温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

昔って、尊敬する(古い)人がいたよね

2007-04-07 10:43:43 | その他
突然唐突ですが、最近温故知新的な話題がなかったので!。

最近のいろいろな現象を見ていたり、若い人たちの行動や言動を見聞きして思ったのだけど、昔の我々の若い頃との違いがあるのは、タイトルのようなことかなぁ~と思った。

学生運動の闘志でさえ、マルクスやレーニン、~これは極端だけど~、このような人を盲目的に崇拝して、いろいろ本を読んだりしてあこがれたりしたものだ。
1,2世代前の人でリスペクトできる人がいたように思う。
しかし、今はどうなんだろ、若い人(この言葉は使いたくないけど、30歳前後の人)って、このようなリスペクトできる人がいるのだろうか?
当然いるんだろうけど、同世代の人に偏っているのではないだろうか?
だから、ナンだってことになるけど、この辺が違うような気がする。
同世代や、まだ生きている人をリスペクトするとなんだか生々しい。
結局生身の人間だから幻滅するようなことも見えてしまう。
2世代くらい前の人でリスペクトできる人がいると、盲目的にのめり込むことができるような気がする。
それがいいこととか悪いこととか言ってるわけではないが、そういうことが理想に向かうエネルギーとかを削いでいるのでは?と思ったりした。
サントリーかなんかの研究で「今の若者の気分」と言うことを取り上げていた本があるけど、この本は10年くらい前の本だから、ちょっと古いけど、若い人は大きな目標を設けて挫折する人の気が知れない、達成可能な目標を持ってそれを達成して幸せを感じる方がいい!という気分だそうだ。
確かにそれも一理あるけど、私はその気分ではないな。
だって、その本意書いてあったエピソードでは「今日はおいしいものを食べよう、それが実現できておいしいものを食べたら幸せ」だそうだ。
私はそれを積み重ねてもむなしい感じが残るだけだ。
典型的な団塊世代のはしっくれのおやじの意見かな。
大量消費で、なんでもそろっている時代と、アメリカという対抗と比べてものがなく、いつかはそれが自由に手にはいることを目指していた世代との違いかな?