トランプさんが圧勝するという結果となったアメリカ大統領選、それから10日経ちましたね。
私はそんなに意外とは思わなかった。以下の記事でもあるように選挙前はメディアでは、接戦だけどハリスさん優位という論調が多かった。でも2016年あるいは2020年、そして日本の選挙のメディアの予測を経験している身としては、メディアの予想はほとんど外れているというのがエビデンスであるので、また、外れる方が確率が高いだろうと思っていたが、その通りだった。下の記事には2012年あたりから米メディアの偏向の考察があったようだ。
日本では今回も木村太郎氏は、トランプ勝利と予測していた。たいしたもんです。
日本のメディアや米国問題研究者の多くは、「ハリスに有利」という米メディアの支持率ばかりを見て、「トランプ圧勝」の予測をする人は、(個別的例外を除けば)ほぼいなかった。
なぜ日本メディアは「ハリス旋風」に目を奪われ、客観的な予測ができなかったのか。
米メディアのほとんどは民主党寄りであるという決定的な欠陥があることに、多くの日本人が気が付いていないからだ。
トランプ前大統領が第一次トランプ政権「トランプ1.0」で盛んに「フェイクニュース」と言っていたのは正しく、民主党傘下にある米メディアは「民主党に有利なこと」しか報道しない。
記事によれば、中国は米メディアの偏向について関心がありいろいろ考察しているようだ。日本も、皆同じ予測をするのではなく、過去に当たっていない予測なのだから、違う方法を試すあるいは違った視点で考察することなどが必須だと思うのだけど、全然ダメですね。政党の支持率も年中やっているけど、あれは意味があるのだろうか?電話アンケートなどで、「どの政党を支持するか?」なんて真面目に答える人がいるとは思えない。それなのに、毎回飽きもせずに漫然と実施している現状なのだからどうしようもないと思う。
この記事の中のAllSides Media Bias Chart™のリンクも以下に貼っておく。全部のTVを見ているわけではないが、私は、このような内容をTVなどで見たことがない。このような、事実ベースの調査はどうして日本のメディアは無視するのだろう?。本当は独自に調査をして欲しいのだけど。。。。
The AllSides Media Bias Chart™ is more comprehensive in its methodology than any other media bias chart on the Web. While other media bias charts show you the subjective opinion of just one or a few people, our ratings are based on multipartisan, scientific analysis, including expert panels and surveys of thousands of everyday Americans.
また、記事の中にもあるが、ギャラップによれば”◆アメリカ人の約70%がマスメディアを信用していない”とのことである。
また、イーロンマスクによれば、「――この選挙の現実はXで明らかだったが、ほとんどの旧来のメディアは容赦なく国民に嘘をついた。今やあなた方がメディアだ。あなたの考えや意見をXに投稿すれば、真実を見つけられる場所が世界に少なくとも 1 つできる。旧来のメディアは死んだ。市民ジャーナリズム万歳!」とのことだ。イーロンマスクはとやかく言われるが、3割くらいかもしれないが、まともなことも言っている。
私は彼の伝記のような「イーロン・マスク」という本を読んで、
イーロン・マスク下 を読了した。 下にあるように4月に読んだ上巻の続きだ。
双極性障害のどうしようもない人だが、地道に仕事の目標達成に邁進する姿を、評価したいし、参考にもしたいと思うこともある。今回、彼は経費削減のトップとなるようだが、スペースXなどで、”不可能を可能にする”・”徹底的なコスト削減のアクションと目標達成を実現する”姿から、アメリカの経費削減が驚くほどの成果を上げることを予測する。日本も政治改革・無駄の削減に誰か欲しい。笑
この記事の最後に”この記事はいかがでしたか?”というコメント欄に”420 学びがある、207 わかりやすい、100 新しい視点”とあり、学びがあると答えた人が多いので、皆共感しているんですね。日本のメディア、この記事を取り上げて、なんか考察して欲しいものだ。
TVにいっぱい出ている海野素央さんの下のコメントは物足りない。
海野氏は、勝因に「経済」をあげた。
「トランプさんが終盤戦になってある言葉を使い始めたんですよ。その言葉というのが、レーガンさんがカーターさんに大統領選で勝った時の言葉なんです。
当時、アメリカ国民はインフレで苦しんでいました。
『4年前と比べて暮らしが楽になりました?』。その言葉が突き刺さりました」
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