昨日の夢の扉は流体シミュレーションで動脈瘤の破裂をシミュレーションで予測するという話だった。
これは、私が以前から注目していた、医学への工学の利用という極め付きの例だ。
病院へお見舞いに行った時、いろいろな機器が患者に付けられ、工学で言うオシロスコープのようなものが付けられていて、シュシュの情報が見れるようになっていたが、その波形を解析するというのではなく、ただ見ているだけという感じだったのが残念に思えた。波形をもっとフーリエ解析などして周波数に分解して解析すれば、もっと何か見えてくるのではと思ったのだ。そのとき、そもそも医者はどちらかというと文化系だなあ、理科系のスキルを入れることができると、もう少し生体情報が活かせるのではないかと思ったのだった。
今回の、流体工学の工学博士が動脈瘤のシミュレーションをしてその破裂を予測するというのはまさに究極的な工学と医学のゆ受け的な結合だと思った。この例にかぎらず、いろいろ進んできているんだろうな。
2013年6月2日の放送内容|TBSテレビ:夢の扉+
夢の扉 大島まり - 気になる話題の情報局
下を読んで私はふむふむと興味深く読んだ。大学の卒論は流体(水)だったし、流体の数値解析少しかじったからなあ。
循環系血流解析における末梢血管網を考慮した流出境界条件のモデリング | 大島研究室
PIVとかも興味ある。赤血球と白血球の運動の違いなんて興味津々だ。じっくり読んでみるかな。
私も、排ガスの有害成分を下げるべきだというだけでなく、実際エンジンの開発の中で低排ガス低燃費のエンジンで、持続的に人間が生活できる環境維持とか社会に貢献してきたという自負はあるが、定年となった今は社会や人間にもっと直接的に貢献できる活動がしたいと思っているので、このような方がいるのは励みになる。
研究紹介 | 大島研究室
人間的にもなんか魅力有りそうな方だった。
大島 まり|東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
これは、私が以前から注目していた、医学への工学の利用という極め付きの例だ。
病院へお見舞いに行った時、いろいろな機器が患者に付けられ、工学で言うオシロスコープのようなものが付けられていて、シュシュの情報が見れるようになっていたが、その波形を解析するというのではなく、ただ見ているだけという感じだったのが残念に思えた。波形をもっとフーリエ解析などして周波数に分解して解析すれば、もっと何か見えてくるのではと思ったのだ。そのとき、そもそも医者はどちらかというと文化系だなあ、理科系のスキルを入れることができると、もう少し生体情報が活かせるのではないかと思ったのだった。
今回の、流体工学の工学博士が動脈瘤のシミュレーションをしてその破裂を予測するというのはまさに究極的な工学と医学のゆ受け的な結合だと思った。この例にかぎらず、いろいろ進んできているんだろうな。
2013年6月2日の放送内容|TBSテレビ:夢の扉+
『“社会に結びついた工学技術”で、人々の役に立つ研究を!』
突然死を引き起こす「くも膜下出血」。脳内にできた血管のコブ、動脈瘤が破裂し、
くも膜の内側で出血する疾患で、年1万3千人以上の命を奪っている―。
40歳以上の日本人100人中6人の脳内にあるとされる、この脳動脈瘤。いつ破裂するか
わからず、手術をすべきかどうか・・・悩ましい。そこで、脳動脈瘤が破裂するリスクを
一目瞭然にしようと、新たな“画像シミュレーション技術”を開発したのが、
工学博士の大島まり。流体工学を応用し、複雑な血液の流れを解析、血管のどの部分に
力が加わるかを画像化することに成功したのだ。
夢の扉 大島まり - 気になる話題の情報局
大島教授は、「くも膜下出血」の脳動脈瘤が破裂するリスクを一目瞭然にしようと、
新たな“画像シミュレーション技術”を開発しました。
流体工学を応用し、複雑な血液の流れを解析、血管のどの部分に力が加わるかを
画像化することに成功したのです。
下を読んで私はふむふむと興味深く読んだ。大学の卒論は流体(水)だったし、流体の数値解析少しかじったからなあ。
循環系血流解析における末梢血管網を考慮した流出境界条件のモデリング | 大島研究室
循環系を対象とした血流数値解析を行う際の重要な課題として,境界条件の取り扱いが挙げられる.一般的に,各症例に対応した解析を行う際,その解析領域は解析対象とする部位の近傍に限られる.しかし,その限られた領域における解析を行う際には,本来閉じた系である循環系全体の影響,すなわち心臓による拍動および血管が分岐していくことによる抵抗を考慮する必要がある.
狭窄のあるケースでは,後方からの血流が全て脳の左側に流れ込む.そのため,自由流出境界条件を適用した場合(図3左)では左右の後大脳動脈(PCA)の流量差が大きくなっているが,マルチスケール流出境界条件を適用した場合(図3右)では左後交通動脈(Lt.PCoA)と前交通動脈(ACoA)の血流量が増加し,その差が小さくなり,「Collateral Flow」と呼ばれる流れが生じている.
PIVとかも興味ある。赤血球と白血球の運動の違いなんて興味津々だ。じっくり読んでみるかな。
私も、排ガスの有害成分を下げるべきだというだけでなく、実際エンジンの開発の中で低排ガス低燃費のエンジンで、持続的に人間が生活できる環境維持とか社会に貢献してきたという自負はあるが、定年となった今は社会や人間にもっと直接的に貢献できる活動がしたいと思っているので、このような方がいるのは励みになる。
研究紹介 | 大島研究室
赤血球と周囲流体の相互作用の可視化計測に向けた共焦点マイクロPIVシステムの開発
人間的にもなんか魅力有りそうな方だった。
大島 まり|東京大学大学院 情報学環・学際情報学府