温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

「1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え」読了〜ビジネスには信頼とか愛とかが大事〜

2020-03-07 13:32:04 | 

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え | エリック・シュミット, ジョナサン・ローゼンバーグ, アラン・イーグル, 櫻井 祐子 |本 | 通販 | Amazon

★グーグルCEO、アップルCEO、ユーチューブCEO、異例の絶賛!
★ペンシルベニア大学アダム・グラント教授、序文!
★WSJベストセラー1位!ニューヨークタイムズベストセラー!
「あなたがいなければ、この成功はなかった――」
スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)、
エリック・シュミット(グーグル元会長兼CEO)、
ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン(共にグーグル共同創業者)、
ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者)、
マリッサ・メイヤー(ヤフー!元CEO)、
チャド・ハーリー(ユーチューブ共同創業者)……
シリコンバレーの巨人たちの裏には、成功の全てを知り尽くした「共通の師」がいた! アメフトのコーチ出身でありながら、優秀なプロ経営者。
ジョブズの師であると同時に、グーグル創業者たちを育て上げ、アマゾンのベゾスを苦境から救った伝説の存在。
エリック・シュミットが、「こんなことは歴史上、誰もしたことがない」と驚嘆する不世出の師、ビル・キャンベルの「成功の教え」の全てを、自らの体験と膨大な取材から徹底的に描き出した衝撃的ベストセラー、ついに日本上陸!

コロナウイルスなどで、どこにでかけるのも憚れるので、読書です。この本は、人気のようで、図書館でも10人弱の予約が入っていたけど、先週やっと私の番が来て、1週間ほどで読み終えた。
昨年、ラグビーブームで、「ワンチーム」なんて言葉が流行語となったが、チームで目標を達成するなんてことは多くの人が言う言葉だが、チームとして、良い成果につなげるにはチーム内のメンバーのお互いの信頼関係が不可欠と思っていた。私は「ワンチーム」には「信頼」という言葉がセットになって初めて完結すると思う。
リーダーはよく、「我々はチームだ、お互いに協力しあって、目標達成しよう」というが、リーダーは各メンバーを信頼しているか、メンバーはリーダーを信頼しているかがとても大事だと思う。なにかプロジェクトの目標を達成するには一人では難しく、基本的に数人のチームで活動することになる。だから、チームよりむしろ大事なのは「チーム」より「信頼関係」だと思う。
この本は、そのあたりを下にあるAppleのスティーブ・ジョブズ、Amazonのジェフ・ベゾス、Googleのラリー・ペイジなどが、コーチとして雇ったビル・キャンベルのモットーのようなものを紹介している本だ。
~絶対買うべき3つの理由!~エリック・シュミット『一兆ドルコーチ』【感想・評価】 | Soneyu Blog
2.ビル・キャンベルという人物を知っていますか?
Appleのスティーブ・ジョブズ、Amazonのジェフ・ベゾス、Googleのラリー・ペイジなどなど、“GAFA”と呼ばれる大企業の創業者たちはこぞって、ビル・キャンベルをコーチとして仰ぎました。
その結果あまりにも多くの人を支え導いたビルの功績は一兆を超えるよねっていう意味で「一兆ドルコーチ」という題名が付けられたのです。

~絶対買うべき3つの理由!~エリック・シュミット『一兆ドルコーチ』【感想・評価】 | Soneyu Blog
1.ビジネスマン必見!目からうろこの超絶ハウツー!
この本の内容を一言で言うと、「ビル・キャンベルという偉人の教えをハウツーとしてまとめたもの」。
誰もが実践できていないけどやろうと思えば誰でもできる最強のハウツーがここに詰まっています!

上のサイトから、引用すると、キーワードは愛だ。ビジネスと愛????。男女の恋愛の愛ではない。みなさんも「えっ」と思う組み合わせだろうが、お互いの信頼関係が成立するためには、相手のことを思う思いやりが不可欠だ。すなわち「信頼」=「愛」ということだ。
今の仕事や、過去の仕事の経験で、この信頼関係がないことから起因する上司と部下の関係での、様々な問題、上に立つ人間のパワハラ、精神的ストレスによる病、仕事上の紛争などをたくさん見てきた。上司のパワハラで精神的にダメージを受けた人を「そんな上司は軽蔑したらいいんだよ」と言ったり、「苦手な人こそ、コミュニケーションの頻度を増やさないといけない」などとアドバイスというとおこがましいが、意見を言ってきたことを思い出す。職場には、怒られやすいキャラクターを持った人がいて、皆が公の会議の場で、その人を責めたりするのは日常茶飯事だ。責められた人間が心配になり、先程の「そんな上司は軽蔑すればいいんだ」などとよく話をしたものだ。
そんな経験を持つ私としては、Appleのスティーブ・ジョブズ、Amazonのジェフ・ベゾス、Googleのラリー・ペイジというビジネスでトップクラスの実績を上げた人たちが、信頼だとか、愛だとか、思いやりを大切にしろというコーチングを受けていたというのは、新鮮かつ驚きだ。今後も仕事をするのはわずかだけど、更に一層自信を持って、信頼だとか、愛だとか、思いやりを大切にしろと言い続けよう。
~絶対買うべき3つの理由!~エリック・シュミット『一兆ドルコーチ』【感想・評価】 | Soneyu Blog
それは、「コーチの技術」。
コーチと言うと日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、マネージャーやリーダーと言い換えると分かりやすいと思います。
では、何が一体“目からうろこ”なのか。
それは、「愛」です!
仕事に愛を持ち込むこと。ビジネス×愛の法則。
それこそが『一兆ドルコーチ』の全てです。

目次は以下の通り。
■序文――シリコンバレー最大の伝説(アダム・グラント)
■CHAPTER1:ビルならどうするか?――シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え
・スティーブ・ジョブズとの信頼関係
・グーグルCEOたちへのコーチング
・ビル・ゲイツへのハグ
■CHAPTER2:マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる――「人がすべて」という原則
・「第一原理」で人を導く
・プロダクトがすべてに優先する
・異端を受け入れよ
■CHAPTER3:「信頼」の非凡な影響力――「心理的安全性」が潜在能力を引き出す
・信頼は「きれいごと」ではない
・「完全な率直さ」を身につける
・「勇気」の伝道師になる
■CHAPTER4:チーム・ファースト――チームを最適化すれば問題は解決する
・「正しいプレーヤー」を見つけよ
・「最大の問題」に切り込む
・正しく勝利する
■CHAPTER5:パワー・オブ・ラブ――ビジネスに愛を持ち込め
・「やさしい組織」になる
・つねにコミュニティに取り組む
・創業者を愛せ
■CHAPTER6:ものさし――成功を測る尺度は何か?
・ビジネスを成功させるカギ
・リーダーは「行動」でその座を勝ち取る
・「人間的な価値」が成功につながる

もうひとつ、サイトを紹介。
【読書感想文】 『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』 共著:エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル 訳:櫻井祐子
この本の評価は非常に難しいw(;´д`)
それがなぜかといいますと、帯の推奨文を読む限り、アメリカのIT業界を影で支えてきたドンが存在した!! といううたい文句で、私はあたかもAppleやGoogle、Amazonの革新的なサービス内容を影で操ってきていた人物がいた、と勘違いしてしまっていったんです。

愛をもって人と接し、「チーム・ファースト」の精神を企業文化に根付かせ、チーム内のメンバー同士の信頼と誠意を持たせた。
・・・だからだそうです。
いやホントに!!この著作でビルがやっている内容って、「愛情」とか「思いやり」とか「信頼」、「誠意」、「親身」・・・といった言葉で表現されていることばかりなんです。
アメリカという土地柄で日本人の自分からすると理解が難しいということは重々承知なのですが、すごく驚かされたことがあって、じゃあこのビルという人物がどれほどの聖人君子だったかというと、仕事仲間に対しての声かけとしてよく使っていた言葉が、「しくじるんじゃねえぞ」とか「私がえらく見えるほどアホなやつ」とか「お前のケツから頭を引っ張り出す音だ(※どうやらこれが叱咤激励の言葉らしいのですが、日本人の私からは理解に苦しみますw)」とかって言葉なんだそうです・・・